三菱「“新型”パジェロミニ」いつ登場!? 本家「パジェロ」復活説も濃厚? タフ化? まさかのEV化も? 往年の人気「軽SUV」復活で「親子競演」はあり得るのか?
販売終了から12年が経過した三菱の軽SUV「パジェロミニ」ですが、今も復活を望む声は少なくありません。日産との協業によって再登場する可能性はあるのでしょうか。
名車「パジェロ」とともに「パジェロミニ」も帰ってくる!?
三菱でかつて絶大な支持を集めた本格四輪駆動車「パジェロ」が復活するのではないかとウワサされています。
もしこれが実現するなら、あわせて軽SUV「パジェロミニ」も再び登場させ「親子競演」といきたいところ。帰ってくる可能性はあるのでしょうか。

名車「パジェロ」の名を冠し、小さなボディにパジェロの魅力をぎゅっと凝縮した「パジェロミニ」。
残念ながら2012年に販売終了となってしまいましたが、日産との協業がある今なら十分に復活可能だと筆者(自動車ジャーナリスト 吉川 賢一)は考えます。
「乗用車感覚あふれる本格4WD」というコンセプトで大ヒットした本家パジェロの魅力を、軽自動車サイズに凝縮するという分かりやすいコンセプトで1994年に登場した初代パジェロミニ。
当時、既に有名だった軽本格オフローダーのスズキ「ジムニー」に対抗するべく、パジェロミニには通常の軽を超えた本格的なメカニズムが多く投入されていました。
大型フレームをビルトインしたモノコック構造の高剛性ボディを採用し、エンジンは排気量660ccながら、1気筒あたり5バルブを採用する4気筒DOHC20バルブインタークーラーターボを搭載(自然吸気エンジン車はは1気筒あたり4バルブのSOHC)。
4WDモデルには、走行中に2WD/4WDの切り替えが可能なイージーセレクト4WDを採用し、サスペンションはフロントにマクファーソン・ストラット、リアは5リンク式コイルスプリングを採用するなど、オフロードでの高い走破性もしっかりと確保されていたモデルでした。
残念ながら2012年に生産終了となったパジェロミニですが、スズキ「ジムニー」が世界的に有名なモデルとして現在も販売継続していることを考えれば、パジェロミニの復活もあってもよいのではと思われます。
三菱といえば、2023年に発売となった「デリカミニ」がヒットしています。
50年以上の歴史を持つ名車「デリカ」の名を冠して登場したデリカミニは、2023年5月にマイナーチェンジを受けた「eKスペース」の派生モデルですが、ベース車のイメージを見事に払しょくすることに成功しました。
特徴的なエクステリアデザインを採用したほか、4WDモデルでは独自チューニングしたダンパーを組み合わせた専用の足回りを採用することで、名車デリカの名に恥じないモデルに仕上げました。
次期パジェロミニも、このお作法に則って仕上げたいところです。
見事に後ろ半分がスズキで笑った
パジェロ、ランクルに、どう対抗する。無理だね。
このイラスト通りならちょっと残念なデザイン