50代男性「娘に軽のN-BOXを勧めたいです…」 理由は「売れているから」 10年連続で軽No.1のホンダ車、なぜ売れ続ける?

ホンダの軽自動車「N-BOX」は2024年における販売台数が20万6272台となり、登録車を含む新車販売台数において第1位を獲得。なお年間新車販売台数(登録車含む)では3年連続。軽四輪車新車販売台数においては10年連続の首位獲得となるようです。なぜそれほどまでに売れ続けるのでしょうか。

「娘に勧めたいN-BOX」の魅力とは

 50代の知人Aさんは娘さんに「N-BOXを勧めたい」と言います。理由を聞くと「日本一売れているから」のこと。

 ホンダの軽自動車として知られる「N-BOX」にはどのような魅力があるのでしょうか。

売れ続けるホンダ「N-BOX」の魅力とは
売れ続けるホンダ「N-BOX」の魅力とは

 2024年で1番売れた軽自動車がホンダのスーパーハイトワゴンとなるN-BOX。

 現在、10年連続で軽自動車No.1を記録しているN-BOXですが、その魅力とはどのようなものなのでしょうか。

 ホンダが展開する軽自動車のNシリーズは、2025年1月現在でN-BOX、N-ONE、N-WGN、N-VAN/N-VAN e:がラインナップされています。

 このNシリーズは、ホンダが「日本にベストな新しいのりものを創造したい」という思いから開発をスタートしました。

 これまで2011年12月に発売したN-BOXを皮切りに、ひとりひとりのベストなマイカーをめざしたN-ONE。

 人々の暮らしになじむ機能性やデザインを追求したN-WGN、そして働く人々の生活を見つめたN-VANなどが登場しています。

 そのなかでもN-BOXは、ホンダに受け継がれる「M・M思想」という人間のためのスペースは最大に、機械のためのスペースは最小限にして、クルマのスペース効率を高めようとする考え方に基づいて開発されました。

 特徴としては、独自のセンタータンクレイアウト技術によって広く開放的な室内空間を実現。

 さらには優れた動的性能などにより、それまでの軽自動車の概念をくつがえす独自価値と魅力を創出してきました。

 その後、2017年には2代目にフルモデルチェンジ。

 安全運転支援システム「Honda SENSING」を全モデルに標準装備し、燃費・走行性能などクルマの価値をさらに磨きあげています。

 さらに、2023年10月には3代目へとフルモデルチェンジ。歴代モデより質感を高めたデザインや広い室内空間に加え、開放感のあるすっきりとした視界が生み出す、運転がしやすく居心地の良い空間価値を実現。

 その他、力強い走りと優れた燃費性能を両立するパワートレーンや高い操縦安定性による上質な走りなどが魅力です。

 なおボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1790mm、ホイールベース2520mm。

 そしてクラス最大級の室内サイズは長さ2125mm×幅1350mm×高さ1400mmを誇ります。

 また3代目にはN-BOXシリーズの新たなモデルとして、N-BOX JOYを追加。

 ライバル勢にも設定されるアクティブやアウトドアのテイストを盛り込んだ第3のモデルとして注目されています。

 価格帯は、N-BOXの168万9600円からN-BOX CUSTOMの238万2600円です。

 なお冒頭で10年連続でNo.1の販売台数を誇るとしましたが、各年では約20万台を維持しつづけるなど、フルモデルチェンジ、そして改良を経て人気を維持し続ける稀なモデルと言えます。

 実際のライバル勢としてはダイハツから「タントシリーズ」、スズキから「スペーシアシリーズ」、日産は「ルークス」、三菱は「eKスペース」や「デリカミニ」など数多く存在します。

 このようなライバルがいるなかで売れ続ける理由はどのような所なのでしょうか。

 首都圏のホンダ販売店は次のように話しています。

「N-BOXはお陰様で幅広い世代のお客様から支持されています。

 センタータンクレイアウトによる広い室内空間やインテリアの質感といった部分、そして先進・安全装備など使い勝手の部分などが大きく評価頂いています。

 また初代、2代目と乗られたお客様などからは『次もN-BOXを検討する』と言っていただく声も多いです」

 また関西圏のホンダ販売店は次のように話しています。

「やはりライバルより広い室内空間が支持されるポイントかもしれません。

 スペックで見ると数ミリですが、実際に室内で過ごしたり、荷物を載せるなどをするとその差を体感頂けます。

 またN-BOXは『売れている軽自動車』としてお客様に認知頂いている点も大きく、お子様に勧めるクルマ、親御さんに勧めるクルマとして候補にあがりやすいようです」

※ ※ ※

 日本における新車市場は、約4割が軽自動車となっています。

 そのなかで1番売れているN-BOX。

 今後もこの傾向は変わらないと見られ、「売れている軽自動車=N-BOX」というイメージはますます定着していきそうです。

【画像】「えっ…!」これが「車中泊出来るN-BOX」 画像を見る!(30枚以上)

SUV専用タイヤって普通のタイヤとどう違うの?

画像ギャラリー

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿や、URLを記載した投稿は削除する場合がございます。

3件のコメント

  1. こんなあからさまなチョーチン記事も珍しいですね。

  2. 「日本一売れているから」とは、ずいぶんと曖昧な理由。
    そこに深い意味はあるのか?
    まぁ、記事を書く為の架空の人なんだろうけど。
    確かにN-BOXは代車で乗ったが良くできた車。
    昔の軽自動車を知ってる者から見て、
    装備充実、昔のような安っぽさもない。
    貧弱で頼りない感じも無い。
    NA車だったから上り坂道全開で、
    まぁこの程度か、それでも昔の軽よりは速いな。
    ターボがあればそれも解決。
    記事には書いてないが、
    ホンダは軽自動車でも、普通車と同じように作ってる。

    何かというと、いかつい顔でカスタムだっ!
    無理して4灯ヘッドライト付けようとしたり、
    ごてごてと装備をいっぱい付ける。
    夜間に車内に入った光がガラス間で反射しまくって見にくい、基本がなってない某車。
    軽自動車だけど軽自動車に見られたくない、普通車に見られたい、背伸びが透けて見える。
    その挙げ句、大チョンボやらかす、あのメーカー。
    逆に、スズキは軽自動車を誇りに思ってる。

  3. 見出しの娘に勧めたいが理解不能です。
    確かに日本の狭い路地を通る近所のスーパーへチョイ乗り程度なら良いかも知れませんが事故でトラックに挟まれ50cm程度まで押し潰された記事等見たら家族に軽自動車は絶対勧めません。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー