ソニー・ホンダが新型「セダン」初公開! 斬新ハンドル&ツルツルデザイン採用! 日本では2026年発売の「アフィーラ“ワン”」米国で発表

2025年1月6日、ソニー・ホンダモビリティは、新型「AFEELA 1(以下新型アフィーラ ワン)」を初公開しました。どのようなモデルなのでしょうか。

ソニー・ホンダ新型「アフィーラ ワン」日本でも発売へ

 2025年1月6日、ソニー・ホンダモビリティは、アメリカ・ラスベガスで開催さている「CES2025」にて新型「AFEELA 1(以下新型アフィーラ ワン)」を初公開しました。

ついに登場したソニー・ホンダモビリティの市販車第一号!
ついに登場したソニー・ホンダモビリティの市販車第一号!

 ソニー・ホンダモビリティは、「高付加価値のエレクトリック・ビークル(EV)」の販売とサービスを行う新会社として、資本金100億円(出資比率ソニーグループ50%、ホンダ50%)で設立された自動車メーカー。

 代表取締役会長兼CEO(最高経営責任者)はホンダ専務執行役員の水野泰秀氏、代表取締役社長兼COO(最高執行責任者)はソニーグループ常務でソニーモビリティ代表取締役社長兼CEOでもある川西泉氏が務めます。

 そんなソニー・ホンダモビリティの記念すべき第一号車としてかねてよりその存在が明らかになっていたのが、「AFEELA(以下アフィーラ)」。プロトタイプモデルは、2023年1月5日に「CES 2023」の会場で世界初公開されていました。

 その市販版となる新型アフィーラ ワンが、プロトタイプモデルの登場から2年たったCES2025の会場で披露されました。

 ソニー・ホンダモビリティの記念すべき市販第一号となる同車は、先進のソフトウェアと高性能なハードウェアとの融合がもたらすモビリティの知能化により、人とクルマとのインタラクティブな関係性を追求するといいます。

ボディサイズは、全長193.5インチ(約4920mm)×全幅74.8インチ(約1900mm)×全幅57.5インチ(約1460mm)。

 エクステリアは、コンセプトモデルであるアフィーラとほぼ同様の角が一切ない、エレガントでシンプルなデザイン。Dピラーがなだらかにリアまで下る“4ドアクーペ”のようなシルエットとなっています。

 インテリアもコンセプトモデルとほぼ同様で、ダッシュボード上に横長3枚、電子ドアミラーの表示を含めると5枚のモニターが並び、近未来的な雰囲気となっています。また、ステアリングも「ヨークタイプ」となっています。

 パワートレインは、前後に最高出力180kw(約244馬力)のモーターを配したAWD。91kWhのバッテリーと組み合わされ、最大航続距離は300マイル(約482km)です。

 先進安全装備には、運転負荷軽減と安心・安全な移動体験を提供するというADAS「AFEELA Intelligent Drive」が搭載されます。

 同システムは、新型アフィーラ ワンに搭載される40のセンサー(カメラ、LiDAR、レーダー、超音波センサー)が周囲をセンシングして収集するデータと、最大800 TOPSの計算能力を持つ電子制御ユニット(ECU)を駆使し、AI技術によりPerception(認識)、Prediction(予測)、Planning(行動計画)の各工程で高度な運転支援を提供するもの。

 出発地点から目的地点での駐車まで、エンド・ツー・エンドの経路でドライバーの運転負荷を軽減するといいます。

 また、新型アフィーラ ワンが常時モニタリングしている周辺環境および運転状況は、Unreal Engineによりビジュアル化されたADASビューやマップとしてディスプレイに表示されます。

 このほか、自然な対話で様々な車載機能を音声コントロールできるだけではなく、エージェントとの会話を楽しんだり、行動計画の提案を受けたりすることもでる対話型パーソナルエージェント「AFEELA Personal Agent」も搭載されています。

 新型アフィーラ ワンは、ベースグレードとなる「Origin」と上位グレードとなる「Signature」の2グレードで展開される予定。価格は、Origin が8万9900ドル(約1422万円)から、Signatureが10万2900ドル(約1628万円)からです。

 米国オハイオ州にある最先端工場で生産が行われ、カリフォルニア州で2025年内の正式発売と2026年中旬の納車開始を予定しています。

 また、日本での発売は2026年内を予定しており、詳細については改めて公表される予定です。

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