レクサス新「“カクカク”SUV」発表! 「V6“ツインターボ”」&10速AT搭載の「1000万円超えモデル」! 迫力顔の本格モデル「GX」加国に登場

レクサスの北米法人は2024年12月13日、SUV「GX」の新たな2025年型を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。

車高UP&装備強化!

 レクサスのアメリカ法人は2024年12月13日、SUV「GX」の新たな2025年型を発表しました。

タフなカクカクボディ!
タフなカクカクボディ!

 GXは、強固なフレーム構造やフルタイム4WDなどによる圧倒的な悪路走破性と、レクサスならではのラグジュアリーな世界観を両立した本格四輪駆動車です。2002年、北米でデビューしました。

 現行型は2023年登場の3代目になります。デビュー以来初めてプラットフォームを刷新して、フラッグシップSUV「LX」と同じGA-Fプラットフォームを採用。車両の基本性能を飛躍的に進化させ、上質な走りに磨きをかけています。

 エクステリアは、オフロード走行に求められる機能を合理的にデザインに落とし込んだ、レトロモダンな仕上がり。乗車定員は2-3の5人乗り、または2-2-3の7人乗りとなっています。

 パワートレインは3.4リッターV型6気筒ガソリン、または2.4リッター直列4気筒ハイブリッドの2種類。アメリカ仕様は前者で、最高出力349HP・最大トルク650Nmを発生します。

 装備の違いによるグレードは6種類あります。アウトドア感を強調したグレード「オーバートレイル」「オーバートレイル+」は、内外装が専用デザインになるほか、レクサス初の機能として電子制御でスタビライザー効果を変化させる「E-KDSS(Electronic-Kinetic Dynamic Suspension System)を搭載しています。

 2025年型の主なポイントは2つです。まず運転ポジション(運転席・ステアリング・ドアミラー・ヘッドアップディスプレイの位置)を記憶させ、ワンボタンで呼び出すことができるレクサスメモリーシステムの全車標準化です。

 もうひとつのポイントは、オーバートレイルとオーバートレイル+に、1インチのサスペンションリフトを標準設定したことです。これにより同グレードの最低地上高は9.84インチになりました。

 価格は6万5285ドル〜8万395ドル(1020万〜1260万円)。2024年型と比べて約1000〜3000ドル(約15万〜45万円)ほどの値上げとなります。

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Writer: 近藤 英嗣

新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。

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