HRC、マルク・マルケス選手と2年間の契約更新に合意
FIMロードレース世界選手権MotoGPクラスに参戦するホンダ・レーシングは、マルク・マルケス選手と2年間の契約更新に合意しました。
2020年までホンダで走ることが決定
ホンダ・レーシング(HRC)は、MotoGPクラスに、メーカーが運営するワークスチーム「レプソル・ホンダ・チーム(Repsol Honda Team)」から参戦しているマルク・マルケス選手と、2019年からの2年間の契約更新に合意したことを発表しました。
マルケス選手は、ロードレース世界選手権において、2010年に125ccクラスでチャンピオンを獲得後、2011年にMoto2クラスにステップアップを果たし、翌年にチャンピオンを獲得しました。2013年にはMotoGPクラスに昇格し、レプソル・ホンダ・チームから参戦したデビューイヤーにチャンピオンを獲得して史上最年少記録を更新しています。
2017年には、史上最年少で最高峰クラスにおける通算4度目のチャンピオンとなっています。
●マルク・マルケス選手のコメント
「引き続きHondaワークスチームでMotoGPクラスを走ることができるということに胸が躍っています。
Hondaファミリーの一員となって走ることは自分にとって大きな誇りであり、常にチャレンジできる環境を全力で整えてくれるチームとHondaに感謝しています。そして、温かくサポートをして下さっている全ての皆さまにもお礼を申し上げます。
これまでの2回のテストも好調に進み、今回の契約更新で、よりいっそう新シーズンのレースに集中できます。これからも走る喜びを感じ、皆さまと共有しながら、頂点を目指して力を尽くしていきます。ありがとう!」
●ホンダ・レーシング(HRC) 代表取締役社長 野村欣滋のコメント
「マルク・マルケス選手を引き続きワークスチームのライダーとして迎えられることを大変うれしく思っています。
マルケス選手は常に自らの限界へのチャレンジを続けて成長し、我々Hondaに数多くのタイトルをもたらしてくれました。これまで築き上げてきた信頼関係と、お互いのレースに対する思いが一致したことから、この早いタイミングでの契約更新の発表となりました。
今週、カタールで行われる最終テストと、2018年シーズンの開幕戦に向け、ライダーが集中できる環境を提供し、幸先の良いスタートが切れると確信しています。これからも、MotoGPの未来を担っていくマルケス選手とともに、HRCもチャレンジを続けていきますので、レプソル・ホンダ・チームへの応援をよろしくお願いします」
【了】