1000万円超え! トヨタが超高級「アルファード/ヴェルファイア」発売! 306馬力ハイパワー×6人乗りミニバン誕生!? PHEV追加で1月31日発売へ
2024年12月20日、トヨタは高級ミニバン「アルファード」「ヴェルファイア」の一部改良にあわせ、新たなパワートレインとして「PHEV(プラグインハイブリッド)」を追加しました。
「E TOYOTA」のオールラウンダーが「アルヴェル」にも追加された!
トヨタは2024年12月20日、高級ミニバン「アルファード」「ヴェルファイア」の一部改良を実施しました。
なかでも、新たなパワートレインとして「PHEV(プラグインハイブリッド)」を追加した点が注目されます。
アルファードは、2002年に「ミニバンのフラッグシップ」を目指し開発されたラージクラスの高級ミニバンです。
その兄弟車であるヴェルファイアは、2代目アルファード登場と同時の2008年に誕生しました。
現行型は2023年6月にフルモデルチェンジ。アルファードとしては4代目、ヴェルファイアは3代目となります。
歴代モデルが培ってきたキャラクターをさらに発展させ、「快適な移動の幸せ」の追求をテーマに掲げながら、高級セダンに匹敵する快適性を目指し開発されました。
ボディサイズは全長4995mm×全幅1850mm×全高1935mm-1945mm、ホイールベースは3000mm。
アルファードは、堂々とした高級感あるスタイリングが特徴。対するヴェルファイアはさらに力強さを強調したほか、専用リアバンパーやリアコンビランプなどを備え、差別化を図ります。
発表当初のパワートレインは、2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジン車と、2.5リッターハイブリッド車が設定され、駆動方式はガソリン車が2WDと4WD、ハイブリッド車が2WDとE-Fourをラインナップしました。
そんなアルファードのラインナップに今回新たに加わったのが、PHEVです。
トヨタはアルファード/ヴェルファイアPHEVについて、次のように説明します。
「今回新設定したPHEVは、静粛性や乗り心地を高め、様々なシーンで、ドライバー、後席にお乗りになる方に、さらなる『快適な移動の幸せ』をもたらします」
PHEVは電気とガソリンを燃料とし、近距離はモーター、遠距離はエンジンとモーターで駆動します。
大容量バッテリーを搭載するメリットを生かし、最大1500Wの電力供給もできます。
トヨタは現在、HEV(ハイブリッド車)からBEV(電気自動車)、FCEV(燃料電池自動車)に至るまで、すべての電動化モデルを「E TOYOTA」の名称に統一し、TVCMなどで紹介しています。
そのなかでトヨタは、PHEVについて次のように説明します。
「外部から充電することができるので、普段は電気のみで走れ、必要になった時だけガソリンを使って走行。いわばBEVとHEVの“いいとこ取り”で生まれたオールラウンダーです」
今回新設定された新型アルファード/ヴェルファイアPHEVは、2.5リッターのプラグインハイブリッドシステムを搭載しました。
システム最高出力は225kW(306PS)で、モーターを最大限活用することでスムーズな加速を実現するとともに、モーターアシスト領域を増加し、エンジン回転数が抑制されたことにより、エンジンノイズも低減しました。
満充電状態でのEV走行換算距離は73km、ハイブリッド走行でのカタログ燃費は16.7km/L(WLTCモード燃費)をそれぞれマークします。
なお駆動方式は、E-Four(電気式4WD)のみの設定です。
大容量リチウムイオンバッテリーを車体中央の床下に搭載し、広い室内空間はそのままに、HEVと比較し35mmの低重心化が図られました。
ボディ骨格の最適化とともに、より揺れの少ない快適な乗り心地と安定した走りも追求したといいます。
さらに、インパネやドアなどの内装材への遮音材の追加や、ボディ骨格内へのウレタンスポンジ追加などによってロードノイズを低減し、静粛性も向上させました。
加えて、停止間際の急激なノーズダウンを抑制する「スムーズストップ」制御を新採用し、乗員の快適度を高めます。
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