4人しか乗れないトヨタ「斬新アルファード」が凄い! 「ファーストクラス並空間」実現! 過去には1500万円の「ロイヤルラウンジ」も!? 次期モデルは登場間近? 「謎のスペーシャスラウンジ」とは

トヨタ「アルファード」にはかつて4人乗りの「ロイヤルラウンジ」や「スペーシャスラウンジ」を設定していました。そうしたなかで現行アルファードにも4人乗りが追加されると言います。

世界に100台しか存在しない? 3代目にあった幻の4人乗りアルファードとは

 トヨタの高級ミニバン「アルファード」は、広い車内空間に加えて上質な内装や最新技術を備えた、国内外で高い人気を誇るクルマです。

 基本的に7人乗りや8人乗り仕様が主流のクルマですが、実は限定100台しかない4人乗り仕様のモデルも存在します。

 それが「アルファード スペーシャスラウンジ」です。

これが100台限定の「3代目アルファード スペーシャスラウンジ」(画像提供:フィービレ横浜店)
これが100台限定の「3代目アルファード スペーシャスラウンジ」(画像提供:フィービレ横浜店)

 なおかつてアルファードの4人乗り仕様といえば、モデリスタが展開していたコンプリートカー「ロイヤルラウンジ」が初代の後期モデルから設定されました。

 3列目シートを外した2列シート仕様で、運転席・助手席と2列目2席の4人乗りというレイアウトを採用。

 なお3代目アルファードのロイヤルラウンジは2015年12月に発売されました。

 従来のVIPセダンを超える頭上空間と足元スペースを確保するとともに、豪華なアイテムを備えることで、多忙な日常を送るVIPが安らげる空間を実現。

 また、ベース車のマイナーチェンジに合わせ、2017年12月にロイヤルラウンジもリニューアル。

 従来と同じく「J Modern Lounge」をコンセプトに気品あふれる「和テイスト」をちりばめたデザインとし、最上級のおもてなし空間を演出しています。

 後席の専用VIPシートは、まるで飛行機のファーストクラスのシートのように背中から頭部までを包み込むようなハイバックチェアを採用することで、エア圧によって作動するリラクゼーションシステムも備えています。

 また24インチ液晶ディスプレイとJBLプレミアムサウンドシステムからなるにリヤエンターテインメントシステムのほか、前席とリヤキャビンを仕切るフルパーテーションを全車標準装備。

 リラクゼーションシステムやテレビなどの装備を直感的に操作できる「集中コントロールタッチパネル」を搭載されています。

 なお姉妹車の「ヴェルファイア」にも同様の仕様が設定されていましたが、どちらも2019年12月末に生産終了となっています。

 
 そして、同じく3代目アルファードに2022年7月から100台限定で用意されたのが冒頭の「アルファード スペーシャスラウンジ」です。

 これは、究極のラグジュアリーを追求した特別仕様のミニバンとして販売されました。

 その豪華な内外装や設備から”幻の仕様”として知られており、アルファードの中でも最高級ラインに位置づけられた、まさに「移動する高級ラウンジ」といえる存在です。

 まず、インテリアは後部座席の快適性を重視して設計されています。

 広々としたラウンジシートには最高品質のナッパレザーが使用され、長時間の移動でも快適な座り心地を実現。

 また、シートには電動リクライニングやヒーター・ベンチレーション機能が搭載されており、細部まで快適性を追求しています。

 後部座席中央には大型モニターが設置され、DVDの再生やHDMI接続によるストリーミングサービスの視聴が可能です。

 また、JBL製のプレミアムサウンドシステムを採用し、17個のスピーカーから迫力ある音響を楽しむこともできます。

 そしてエクステリアはラグジュアリー感を強調したデザインで、メタリックなアクセントが高級感を際立たせています。

 専用装飾が通常モデルとは一線を画す、まさに特別なクルマであることが感じられます。

 そんな3代目アルファードの「スペーシャスラウンジ」は、もともと限定モデルであるため現在は新車での購入は不可能です。

 しかし、ごくまれに一部の中古市場で見つかる場合もあります。しかし、そもそものアルファードの人気と希少性の高さからすぐ売れてしまいます。

 このように4人乗りアルファード入手のハードルは非常に高いため、もう手に入れることは叶わないのではないかと思う人も少なくないかもしれません。

【画像】超カッコいい! これが屋根ナシ「ミニ・アルファード」です!(66枚)

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