ヤマハ発動機 2018シーズン主要レース参戦チームを発表
ヤマハ発動機は、タイのチャーン・インターナショナル・サーキットにて、「2018 YAMAHA MOTORSPORTS MEDIA CONFERENCE」を開催し、2018シーズンのレース戦略、主要レースに参戦するチームの体制を発表しました。
世界各国の主要レースへ参戦
ヤマハ発動機は、2月15日、タイ・ブリラムのチャーン・インターナショナル・サーキットにて、「2018 YAMAHA MOTORSPORTS MEDIA CONFERENCE」を開催し、2018シーズンのレース戦略、主要レースに参戦するチームの体制を発表しました。
昨シーズンの「MotoGP 世界選手権」では、1961年の初挑戦以来、グランプリ通算500勝を達成したほか、マーベリック・ビニャーレス選手がランキング3位、バレンティーノ・ロッシ選手がランキング5位を獲得しています。
世界耐久選手権では、「GMT94 Yamaha Official EWC Team」が年間タイトルを獲得し、その最終戦である鈴鹿8耐では「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」が三連覇を達成しています。
発表会場でMC事業本部第2事業の鈴木康高部長は、「ASEANにおけるモータースポーツ熱の高まりを証明するように、MotoGPカレンダーにタイが組み込まれましたが、当社がこの場所でメディアカンファレンスを行うのは、ASEANにおけるモータースポーツをリードしていきたいという決意の表れです」とコメントしました。
ヤマハの日髙祥博代表取締役社長は、「ブランド価値の向上、先進技術の獲得、モーターサイクルレースの健全なる普及を実現するとともに、事業活動と同様、レース活動でも常に新しい価値、新しい感動を期待される会社であり続けるために、次なる勝利、さらなる高みにチャレンジします」と、ビデオメッセージを送りました。
発表会では、世界各国の主要レースに参戦するチーム体制や、MotoGP戦略、2018年型「YZR-M1」について紹介し、MotoGPに参戦するマーベリック・ビニャーレス選手、バレンティーノ・ロッシ選手をはじめ、スーパーバイク、全日本ロード、アジアロードのライダーらが登場しました。
ヤマハは、「ブランド価値の向上」、「先進技術の獲得」、「モーターサイクルレースの健全なる普及」を目的に、世界各地でレース活動を行い、技術開発、人材育成などに積極的に取り組んでいます。
2015年以来、「世界のどこからでも、世界のトップを目指すことができる体制づくり」のため、アジアを皮切りにステップアップ構造の構築に取り組み、成果として、昨年は全日本ロードレース選手権やアジアロードレース選手権で頭角を現したライダーが、欧州でチャレンジをはじめるなど、着実に前進を遂げています。
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