約120万円! トヨタ「“新”グランツァ」発表! 全長4m級の「ちょうどいいボディ」採用&MT設定もあり! 精悍顔の「5ドアハッチバック」印国に登場
トヨタのインド法人は2025年7月11日、5ドアハッチバックモデル「グランツァ」の新たな改良モデルを発売しました。どのようなモデルなのでしょう。
約120万円の全長4m級コンパクトカー
トヨタのインド法人は2025年7月11日、5ドアハッチバックモデル「グランツァ」の新たな改良モデルを発売しました。

グランツァは、スズキがインドで生産している「バレーノ」をトヨタの販売網で展開する、いわゆるOEM(相手先ブランドによる生産)車です。2019年にインドトヨタのエントリーモデルとして登場。2022年に全面改良を受けた現行型は2代目にあたります。
インド国内での累計販売台数は20万台を超え、都市部の若年層やファミリーユーザーを中心に高い人気を得ています。
ボディサイズは全長3990mm×全幅1745mm×全高1500mm、ホイールベース2520mm。日本で販売されているコンパクトカー「ヤリス」を若干ワイドにしたようなサイズ感です。
パワーユニットは1.2リッター直列4気筒エンジンに5速のMTまたはAT(AGS)を組み合わせており、最高出力・最大トルクはガソリン仕様で89PS・113Nm、CNG(圧縮天然ガス)仕様で77PS・98.5Nmを発生します。
今回の改良の狙いは安全性能の強化です。これまで上級グレードのみに装備されていたサイドエアバッグを含めた計6つのエアバッグを全グレードに標準設定。エントリーモデルであっても包括的なパッシブセーフティ向上を図り、より安心して乗れるモデルへと進化しました。
また7つのアクセサリーをセットにした「プレステージパッケージ」を期間限定で新たに設定しました。
プレステージパッケージに含まれるのは、フロントグリルガーニッシュ、ドアバイザー、ボディサイドモールディング、リアランプガーニッシュ、フェンダーガーニッシュ、ドアシルガード、リアスキッドプレート。いずれもクローム仕立てで、エクステリアに上質感を添える内容になっています。
グレード構成は安い順に「E」「S」「G」「V」の4タイプ。価格は690万ルピー(約120万円)からとなっています。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。


























