新型「クロスオーバーモデル」登場! 完全“新開発”エンジン搭載×超軽量化ボディ! 高い走破性を実現したバイク「ムルティストラーダV2」ドゥカティから登場!
2024年11月29日、ドゥカティジャパンは新型「ムルティストラーダV2」を発表しました。フルモデルチェンジが行われた本モデルは一体どのようなバイクなのでしょうか。
新しいV型2気筒エンジンを中心に完全新開発!
2024年12月6日にドゥカティジャパンは、新型「ムルティストラーダV2」を発表しました。
新型ムルティストラーダV2は、大型自動二輪免許で乗れる890ccのクロスオーバーバイクに分類されるモデルです。
車名「ムルティストラーダ」は、さまざまな道を意味する“マルチロード”を表しています。
2023年にはムルティストラーダの累計販売台数が10万台を超え、ドゥカティのサブブランドとして定着しています。
ムルティストラーダシリーズは2003年に初代モデルが登場しました。
クロスオーバーモデルですが、トレリスフレーム、片持ち式スイングアーム、空冷デスモドゥエエンジン、乾式クラッチなど、ドゥカティの特徴である要素を全て備えていました。
今回発表されたムルティストラーダV2は、シリーズの中でも扱いやすさと軽量化を重視したモデルで、新設計のツインエンジンを中心にゼロから再設計されています。
パワートレインは、最高出力115.6馬力、最大トルク92.1Nmを発揮する新設計の890ccV2エンジンを搭載。また、6速ギアボックスにはドゥカティ・クイック・シフト(DQS)を装備し、クラッチ操作を行わずペダル操作だけでシフト操作が可能です。
シャシは新設計の専用アルミニウム製モノコックフレームを採用し、両持ち式スイングアームを組み合わせます。
高剛性と軽量を両立させることで全体のボリュームを抑え、コンパクトな車体を実現しています。さらに、先代モデルと比べて18kgの軽量化を実現しています。
外観は、クロスオーバーコンセプトを再解釈したダイナミズムと軽快さを伝えるデザインを採用しています。
バイクデザインを向上させるだけでなく、フロントフェアリングからタンクにかけてのラインが空気の流れを最適化し、ライダーの保護と熱的快適性を高めています。
特徴的な「ビーク(くちばし)」はコンパクトに再設計され、フロントエンドとの調和性を高めました。
コンパクトでスリムなデザインのLEDヘッドライトは、視認性と安全性を確保します。
加えて、ライダーの快適性を重視したシートデザインや高さ調整が可能なウィンドスクリーンも特徴的です。
機能面では、新設計のインターフェイスを備えた5インチTFTカラーディスプレイや最新のライダーアシスト機能が充実しており、ライドバイワイヤや5つの走行モードが搭載されています。Ducati Connectによるスマートフォン連携では、ナビゲーションや車体情報の確認などが利用可能です。
その他にも、上位グレードには瞬間的にサスペンションを調節する「スカイフックサスペンション」や、停止時や低速走行時に車高を下げ、足つき性能を向上させる「ミニマムプリロード機能」など、安全性を高める装備も充実しています。
グレードは、ベースの「V2」、最新の電子装備をプラスした「V2 S」、オプションのトラベルパッケージを標準装備した「V2 S TRAVEL」の3つから選択できます。
カラーバリエーションは、V2が「ドゥカティレッド」1色、V2 SとV2 S TRAVELではさらに「ストームグリーン」が追加され、全2色です。
新型ムルティストラーダV2の車両価格(消費税込み)は、「V2」が199万4000円、「V2 S」が230万7000円、「V2 S TRAVEL」が250万7000円です。
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