ホンダが新型「クロスオーバーモデル」発表! 精悍顔×画期的「DURABIO」採用! 本格「悪路走破性」確保の“ハイスペックバイク” 新型「X-ADV」約144万円
2024年12月5日、ホンダは新型クロスオーバーバイク「X-ADV」を発表しました。一部外観変更と装備の充実が行われています。一体どのようなバイクなのでしょうか。
X-ADVはスクーターの域を超えすぎている!?
2024年12月5日にホンダは、新型「X-ADV」を発表し、同月12日より販売すると発表しました。
新型X-ADVは、都市走行とオフロード走行を同時に楽しめる「アドベンチャーバイク」として位置付けられるスクータータイプのバイクです。
初代X-ADVは2017年に登場。現行型となる第2世代モデルは、2021年にデビューしました。
そして今回一部改良が実施されました。ヘッドライトが新デザインとなり、デイタイムランニングライトとウインカーが統合されました。
さらに、二輪車として初めて、着色済みのDURABIO(バイオプラスチック)の外装が採用され、環境にも配慮しています。
その他、5インチフルカラーTFT液晶メーターやマルチファンクションスイッチの追加など各種先進装備を採用することで利便性を向上させました。
X-ADVの外観は、スクーターと思えないほど力強いデザインが特徴的です。
フレームは、ダイヤモンドフレームを採用し、市街地はもちろん、荒れた舗装路やフラットダートなどで軽快な走行に寄与。
フロント部分の大きなカウルとシャープなLEDヘッドライト、そして強調されたフロントフェンダーが、アドベンチャーバイクらしさを際立たせています。
ハンドルは、軽く強度に優れたアルミテーパードハンドルを採用、さらに手元を保護するナックルガードを標準装備します。
高速道路や長距離ツーリングでも疲れにくいシート形状や5段階に高さが調節できるウィンドスクリーン、広めのステップボードなど、快適性を向上させる装備が多数採用されています。
シート下には、フルフェイスや荷物を収納できる22リッターのラゲッジボックスがあり、ラゲッジライトやType-C USBポートを備えます。
足回りには、フロントに41mmの倒立フォーク、リアにはプロリンク式のサスペンションが搭載されています。これにより、オフロード走行時でも安定感があり、舗装路でも優れた操縦性を発揮します。
マフラーは、跳ね上げレイアウトを採用し、タフなアドベンチャーテイストを演出しています。
ブレーキは、同社のフラッグシップアドベンチャーバイク「Africa Twin」でも採用しているフロントブレーキシステムを採用。ABS(アンチロックブレーキシステム)とトラクションコントロールによって安全性が確保されており、特に滑りやすい路面でも安心して走行できます。
パワートレインは、最大出力58馬力、最大トルク69Nmを発揮する745ccの並列2気筒エンジンを搭載。
6速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)が標準装備され、シフトチェンジがスムーズで快適な走行が可能です。このトランスミッションは、特に渋滞時や長距離走行時のストレスを減らしてくれる特徴があります。
燃費性能は、1名乗車時で27.1km/L(WMTCモード)。
機能面では、視認性に優れたフルカラーTFT液晶ディスプレイが搭載され、ナビゲーション機能やBluetooth接続に対応し、スマートフォンと連携して音楽や通話などの操作が可能です。
また、クルーズコントロールや5つの走行モードを搭載し、走行環境に応じた最適なパフォーマンスを提供します。
カラーバリエーションは、「マッドディープグレー」「パールグレアホワイト」に加え、デカール付きの「マットゴールドフィンチイエロー」の全3色です。
新型X-ADVの車両価格は、143万8800円です。(「マットゴールドフィンチイエロー」は147万1800円)
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