街に溢れる「スバル車」の“1番人気”ってなに? 「タフ顔SUV」や30年以上続く“ロングセラーモデル”も! 爆売れの「スバル車」トップ3とは?
2024年10月4日、日本自動車販売協会連合会が2024年上半期(4月から9月)の「新車登録台数 乗用車ブランド通称名別順位」を発表しました。そのなかから新車登録台数の多かったスバル車トップ3を紹介します。
最も売れているスバル車とは?
スバルは、水平対向エンジンと独自の4輪駆動システム「シンメトリカルAWD」、安全運転支援システム「アイサイト」を用いて、「安心と愉しさ」を追求したクルマづくりが特徴です。
全天候での走行性能や運転の快適さ、信頼性が支持され、幅広い層から人気を得ています。
実際に、日本自動車販売協会連合会が発表した2024年上半期(4月から9月)の「乗用車ブランド通称名別順位」にもスバル車は複数台ランクインしていました。
今回は50位内にランクインしたなかで上位3台を紹介します。
●第3位 「レヴォーグ」
「レヴォーグ」は、スポーツ性能と実用性を兼ね備えたスポーツワゴンです。
2014年にデビュー以来、伝統的なAWD技術や安全性能を基盤に進化を続けています。
名称の由来は「LEGACY(大いなる伝承)」「REVOLUTION(革命)」「TOURING(遠出)」を組み合わせたもので、レガシィツーリングワゴンの実質的な後継モデルとして、「より遠くまで、より早く、より快適に、より安全に」というグランドツーリングのDNAを継承しました。
現行モデルのボディサイズは全長4755mm×全幅1795mm×全高1500mmと、都市部での取り回しと広い室内空間を実現。
またデザインは、走りの期待感を与えるような前傾デザインが特徴的です。
スポーティながらも、3D高精度地図やGPSなどを組み合わせた「アイサイトX」を搭載するなど、先進安全技術も充実しています。
グレードは1.8リッターDOHC直噴ターボDITを搭載した「Smart Edition EX」「GT-H」「STI Sport EX」、2.4リッターDOHC直噴ターボDITを搭載した「STI Sport R EX」を設定。
全車において、スバル独自のシンメトリカルAWDを採用し、価格(消費税込、以下同)は363万円から508万2000円と幅広い選択肢が用意されています。
なお、2024年上半期の新車登録台数は1万210台で、同期間内の乗用車ブランド通称名別順位は32位にランクインしています。
●第2位 「フォレスター」
「フォレスター」は、1997年に初代モデルが登場したクロスオーバーSUVで、優れた走行性能と使い勝手の良さが特徴です。
アウトドアや街乗りにも適したクルマとして、多くのファンに支持されています。
名前の由来は「Forester(森にすむ人)」で、アウトドアに強い同車にぴったりだと言えるでしょう。
現行モデルのボディサイズは全長4640mm×全幅1815mm×全高1730mmで、広々とした室内空間を確保しています。
外装は力強いデザインが魅力で、内装には質感の高い素材を採用し、快適性を向上。
装備面では、安全運転支援システムはもちろん、全天候に対応する多彩な運転モードを搭載し、安心かつ快適なドライブをサポートします。
パワートレインには、2.0リッター水平対向エンジンとモーターを組み合わせたe-BOXERと、1.8リッター直噴ターボのガソリンエンジンを採用しています。
グレードは「ツーリング」「Xエディション」など多様で、価格は306万9000円から385万円で展開されています。
なお、2024年上半期の新車登録台数は1万1446台で、乗用車ブランド通称名別順位は30位にランクインしています。
●第1位 「インプレッサ」
「インプレッサ」は、1992年に登場したスバルのスタンダードモデルで、名称の由来は「Impresa(紋章)」からきています。
初代モデルからWRC(世界ラリー選手権)での活躍などでブランドイメージを確立させ、長年にわたり国内外で高い人気を誇っています。
現行モデルは2023年登場の6代目で、ボディサイズは全長4475mm×全幅1780mm×全高1480mm。
内外装には全体的にスポーティなデザインが採用されていますが、特にインテリアはシンプルかつ上品な空間が広がります。
パワートレインは2.0リッター水平対向エンジンに加え、ハイブリッドモデル「e-BOXER」もラインナップ。
グレードは「ST」「ST-G」「ST-H」などがあり、価格帯は272万2500円から316万800円です。
なお2024年上半期の新車登録台数は1万5481台で、乗用車ブランド通称名別順位では26位にランクイン。
これはスバル車のなかで最も新車登録台数が多いモデルで、走行性能、快適性、安全性の三拍子がバランスよく揃う1台として注目を集めています。
レガシィが月に8000台近く売れていたことを知っているのでさみしい数字にはなっている。とはいえ、壊れにくい車になったいて当時は10年経ったら古い車という認識で買い替えていた人たちも今は15年以上普通に同じ車に乗っているようなこともある時代。買い替えるにも莫大な金額になっていることも事実。個人的にはすべての車が安全になっているとは言え大きくなったのはあまり好きではない。