トヨタ新型「スープラ」どうなる!? 最新スポーツハイブリッド搭載? MTもアリ? “生産終了“宣言の「2ドアクーペ」のミライとは
トヨタが現在開発中の高性能な2リッターターボエンジンにも期待大!
一方、次期スープラがスポーツハイブリッドになるシナリオは、トヨタが開発中の新型2リッターエンジンを搭載したスポーツハイブリッド車になるという道です。
![次の「スープラ」はトヨタ製エンジンが搭載される!?[画像はトヨタのスポーツカーコンセプト「FT-Se」]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2025/11/20241129_TOYOTA_GR_FT-Se_002.jpg?v=1732856114)
トヨタは2024年5月、スバル、マツダが共同で行った「マルチパスウェイワークショップ」において、新型の1.5リッターの直列4気筒自然吸気エンジンと同ターボエンジン、2リッター直列4気筒ターボエンジンを発表しました。
これらの新型エンジンの特徴は、従来のハイブリッドシステムがエンジン主導であったのに対し、新型エンジンでは電動を主体とするよう考え方を変更している点。
現在の「THS(トヨタハイブリッドシステム)-II」よりもバッテリー容量を増やした、PHEV(プラグインハイブリッド)のような存在になる見込みです。
このうちの2リッターターボエンジンは、モータースポーツも見据えた設計がされているとのこと。600PS級まで見据えた400PS級スポーツエンジンであるとも公表しています。
トヨタならば、ハイブリッド車のマニュアルミッション仕様もつくってしまう可能性があります。
筆者(自動車ジャーナリスト 吉川賢一)は、この新型ユニットを搭載する最初の一台が次期型スープラになるという道にこそ「ロマンが詰まっている!」と考えますが、どうでしょうか。
※ ※ ※
現行スープラのプラットフォームやパワートレインは、ドイツ・BMWとの共同開発です。
パワーユニットに関してはほぼBMWが設計されており、生粋のスープラファンのなかには、「認めたくない」という人も少なくなかったでしょう。
次期型では本当の意味で「Toyota’s Supra is back!!」となるか、今後が非常に楽しみです。
Writer: 吉川 賢一
日産自動車にて11年間、操縦安定性-乗り心地の性能開発を担当。スカイライン等のFR高級車の開発に従事。新型車や新技術の背景にあるストーリーや、作り手視点の面白さを伝えるため執筆中。趣味は10分の1スケールRCカーのレース参戦、クルマ模型収集、サウナなど


























































































