ホンダ最新型「“4人乗り”高級ミニバン」がスゴイ! ギラギラグリル&超豪華内装採用!900万円超えの“エリート”仕様「オデッセイ」とは
ホンダは中国で販売するオデッセイに豪華仕様の4人乗りモデルを販売しています。はたして、どのようなクルマなのでしょうか。
LM対抗馬のショーファードリブン?
グローバル展開をしているホンダには、日本市場では販売されていないさまざまなモデルがあります。
その日本未発売モデルの中には、ミニバンの「オデッセイ」に4人乗りの豪華仕様「エリート エディション」が広汽本田(ホンダ中国)に存在します。
4人乗りオデッセイの車両価格は、43万9800元(1元=21.45円の為替レートで約943万円)となっており、標準の7人乗りモデルが23万5800元(同506万円)〜28万5800元(同613万円)であることから、相当ラグジュアリーな装備をもった特別なグレードであることがわかります。
中国市場向けオデッセイに標準モデルと4人乗りモデルがあるのは、トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」とレクサス「LM」の関係性とよく似ています。さしずめLMのライバルに思えます。
ただ、中国市場向けLMの4人乗りモデルの車両価格は、155万元(同3325万円)と別格で、オデッセイと横並びに比較するのは適切ではないでしょう。
オデッセイ4人乗りモデルは、3列目シートを撤去し、前席と後席の間には19インチテレビ付きのパーテーションが設置し、前席とは完全に隔たれ後席のプライバシーが確保されるショーファードリブン仕様となっています。
この仕様は、LMも同じですが、オデッセイは19インチディスプレイに対して、LMは48インチと超大型です。
またインテリアでは、エリートエディション専用の装備の数々が奢られ、オットマン付きの後席、専用カーペット、二重構造防音ガラスなどが採用され、快適性を相当に高めています。
エクステリアでは、メッキ加飾入りの専用ハニカムグリルや、専用エンブレム、専用の立体デザインの17インチアルミホイールを採用して、標準モデルとの差別化が行われています。
実は、現在日本国内で販売されているオデッセイは、中国生産のものとなっています。
オデッセイは、かつて埼玉県にあるホンダの狭山工場で生産されていましたが、工場の閉鎖に伴って2021年末に国内販売を終了しました。
ミドル〜ラージサイズの高級ミニバンは、トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」一強の節がありますが、オデッセイの販売終了後、ディーラーやユーザーから再販の声が多く寄せられたことから、2年ぶりに中国生産モデルを逆輸入する形で復活販売されました。
しかし、この4人乗り仕様については日本での販売はなく、今後の導入予定についても具体的な発表はありません。
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