トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に”1代で”姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか

「ミニアルファード」が登場する可能性は?

 では、実際に「ミニアルファード」が登場する可能性はあるのでしょうか。

 前出の販売店関係者は次のように話します。

「『ミニアルファード』が登場すれば、大きな注目を集めることは間違いありませんが、実現する可能性は低いというのが正直なところです。

 そもそも、これまで『ミニアルファード』と呼べるモデルがなかったわけではありません。

 2014年に登場した『エスクァイア』は、『ノア』や『ヴォクシー』とプラットフォームなどを共有したミドルクラスミニバンですが、ノア/ヴォクシーにはない高級感を持ったモデルでした。

 しかし、ノア/ヴォクシーが2022年にフルモデルチェンジを果たしたなかで、エスクァイアは1代限りで生産終了となってしまいました。

 そこにはいくつかの理由が考えられますが、アルファードを求めるお客様は、多少無理してでもアルファードを購入されるということが大きな要因になったのだと思います。

 特に、アルファードはリセールバリューが高いため、残価設定ローンを利用すると月々の支払額を驚くほど抑えられます。

 また、アルファード/ヴェルファイアはもちろん、ノア/ヴォクシーも需要に対して供給が追いついていない状態です。

 そのような状況のなかで、あえて『ミニアルファード』あるいはエスクァイアの後継モデルをトヨタがリリースするとは思えません」

以前はノア/ヴォクシー/エスクァイアの3兄弟としてラインナップしていた
以前はノア/ヴォクシー/エスクァイアの3兄弟としてラインナップしていた

※ ※ ※

 一方、別の販売店関係者は「『ミニアルファード』の可能性がまったくないわけではない」と言い、次のように続けます。

「高級ミニバンというカテゴリーではアルファード/ヴェルファイアが他を圧倒しています。

 ただミドルクラスミニバンでは、ノア/ヴォクシーとホンダ『ステップワゴン』や日産『セレナ』が拮抗しています。

 ステップワゴンとセレナには、ノア/ヴォクシーにはない高級グレードが設定されており、一定の人気を博しています。

 現状はノア/ヴォクシーも好調を維持していますが、もし今後テコ入れが必要な事態となった際、具体的にはマイナーチェンジなどのタイミングで、ノア/ヴォクシーの高級版を投入する可能性は十分に考えられます。

 そして、それは事実上の『ミニアルファード』と言えるのではないでしょうか」

※ ※ ※

 ノアやヴォクシーのマイナーチェンジは、2025年後半から2026年頃になると予想されています。

 もしかしたら、そのタイミングで「ミニアルファード」が登場する可能性は無いとは言えなそうです。

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Writer: くるまのニュース編集部

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