770馬力超え! 新型「プレミアムSUV」世界初公開! “グリル無し”斬新顔&「輪っかじゃない新ロゴ」採用! 2025年販売の新ブランド「AUDI」初のモデル中国に登場!
2024年11月7日にAudi(アウディ)が、中国で新ブランド「AUDI」を立ち上げたことを発表し、ブランド初のコンセプトモデルとして「AUDI E concept」を世界初公開しました。一体どのようなクルマなのでしょうか。
アウディの新ブランド&新モデルが世界初公開!
ドイツの自動車メーカーであるAudi(アウディ)が、中国で新ブランド「AUDI」を立ち上げたことを2024年11月7日に発表しました。
同時に、AUDIの記念すべき1台目のコンセプトモデル「AUDI E concept(以下Eコンセプト)」を世界初公開しています。
アウディが中国市場に参入したのは1988年。
当時プレミアムブランドとして一番早く中国市場に参入しており、パイオニア的存在でした。
今回発表されたAUDIは、中国の三大自動車メーカーの1つである上海汽車集団(SAIC)と提携を組んでおり、中国市場の需要に対応した最先端のコネクティビティと自動運転テクノロジー、アウディ独自のデザインや車両技術のノウハウを合わせ持ったブランドです。
このAUDI自体は、中国で発展している人工知能(AI)や高度の通信技術を導入し、安全性や効率性の高い自動運転を可能とするクルマ「インテリジェントコネクテッドビークル(ICV)」に着目し、中国市場で展開されるEV及びインテリシェントなモデルに特化したモデルを展開するとしています。
アウディのCEOであるゲルノット・デルナー氏は、
「中国で電気及びインテリジェントモデル用としてこのような新しいブランドを立ち上げることで、アウディはハイテクに精通した新しい顧客層に参入するための新境地を切り開きます」
とコメントを残しており、SAICとの共同開発を進めることで、中国独自の顧客層をターゲットにしていくとのことです。
そんなAUDIから発表された記念すべき1台目のコンセプトモデルとして、Eコンセプトを世界初公開しました。
同車はスポーツバックのBEV(バッテリーEV)で、アウディの象徴でもある「フォーシルバーリングス」は付いておらず、シンプルな“AUDI”のロゴのみとなっており、ここでもアウディとの差別化を図っているようです。
ボディサイズは全長4870mm×全幅1990m×全高1460mmでホイールベースは2950mm。
エクステリアは全体的に流線型で、滑らかな丸いホイールアーチと大胆なリアのデザインが印象的で、ルーフはブラックカラーが採用されています。
Eコンセプトの開発に携わった専門家の多くは、北京デザインスタジオに長年在籍しており、中国の顧客が好むデザインや伝統的な美的感覚をよく理解しているため、それらがEコンセプトには深く反映されているとのことです。
それはインテリアにも表れており、中国の都会のライフスタイルにふさわしいコーディネートとしています。
ドアには木材やマイクロファイバーを用いた立体的なデザインを採用。
天然素材とテクノロジー素材を上手く融合しています。
また、センターコンソールには2台の携帯電話が収納できるスペースを設けるほか、直感的に操作できる大型スクリーンなど機能性にも配慮。
さらにAIアバターの「AUDI Assistant」が配置されており、タッチと音声でクルマの各種設定をコントロールすることが可能です。
パワートレインにはフロントアクスルとリアアクスルに電気モーターを1基ずつ搭載し、システム最高出力570kW(775ps)・最大トルク800Nmを誇ります。
そこにアウディ独自のフルタイム4WDシステム「quattro」を組み合わせ、停止状態から100km/hに達するまで要する時間は3.6秒と、パワフルな走行性能を有しています。
100kWhのバッテリーはフル充電で700km(CLTCモード)走行することができるのにくわえて、もしバッテリーがなくなったとしても、超高速充電を用いることで、わずか10分の給電で370km以上走行できるのも大きな魅力です。
なおAUDIは、Eコンセプトを踏襲した市販モデルを最初に3台展開することを公表。
いずれも、ミッドサイズおよびフルサイズセグメントのモデルであるとし、2025年に販売を開始するといいます。
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