トヨタ新型「“超凄い”カローラSUV」公開! “500馬力”の2.1リッター「直4」搭載! もはやステーションワゴンな「クロス」伯国に登場
トヨタのブラジル法人は2024年10月4日、2025シーズンのストックカー・ブラジル選手権プロシリーズに投入する競技車両「カローラクロス」を公開しました。どのようなモデルなのでしょうか。
トヨタ「超凄いカローラクロス」誕生
トヨタのブラジル法人は2024年10月4日、2025シーズンのストックカー・ブラジル選手権プロシリーズに投入する競技車両「カローラクロス」を現地で公開しました。
カローラクロスは、グローバルベストセラーカー「カローラ」のSUVです。大きなタイヤを装着し、ボディを持ち上げたその「腰高感」と「アウトドア感」が特徴です。
ところが今回ブラジルで公開されたカローラクロスは、SUVであることを微塵も感じさせない、完膚無きまでのローダウン仕様。それもそのはずシャシとエンジンは、市販車とはまったくの別物となっており、ストックカーの規定で定められているものを採用しています。
ストックカーは、市販車のエクステリアを模したレーシングカーの一種。南米最高峰のレースとして高い人気を誇っている同シリーズは、2025シーズンから規定が大幅に変更されます。
新規定ではSUVの架装が前提になり、それに合わせてシャシ、パワートレインが一新されます。新設計の鋼管パイプフレームに最高出力約500HPの新開発2.1リッター直列4気筒ターボエンジンと6速シーケンシャルセミATを組み合わせています。
また、高速5G対応の通信機能も搭載。将来的にコックピットからの360度映像などを観客に提供する計画です。
2025シーズンに向けて開発されたカローラクロス ストックカーは、ライトやグリルに市販車の面影があるものの、ボディは軽量かつ高剛性のカーボンファイバー強化樹脂製で、大幅なワイド化が図られています。
加えて随所に通気口が設けられ、リアには巨大なウイング、バンパー下部にはディフューザーが設けられています。フロントやサイドのウインドウはポリカーボネート製です。
2025シーズンの同シリーズには、カローラクロスのほか、三菱「エクリプスクロス」、GMシボレー「トラッカー」が参戦する予定です。
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