日産「人気ミニバン」月々いくらで買える? 最近色々変わった「セレナ」 ローンがお得なのか
最近、一部改良や仕様追加が行われた日産「セレナ」ですが、どのようにして購入するのがお得なのでしょうか。
残価設定ローンとは?実際にいくらかかる?
日産の人気ミニバン「セレナ」。購入方法にはいくつかの方法がありますが、多くの場合はローンを選ぶことになります。
その中で残価設定型クレジットというものがありますが、どのような物なのでしょうか。
新車を買う際には、多くの場合ローンを組みます。ローンの種類には残価設定型クレジットというものがありますが、どのようなものなのでしょうか。
また実際にセレナを残価設定型クレジットで支払う場合いくらかかるのでしょうか。
セレナという車種は1994年に「バネットセレナ」がマイナーチェンジする際にバネットの冠が外れたことにより誕生しました。
当時から「乗る人に楽しさと快適さを提供するファミリービークル」と高く評価され続けている車両です。
現行モデルは2016年に販売された5代目で、全長 4690〜4,765 mm×全幅 1695〜1715 mm ×全高1870〜1895 mmの7人もしくは8人乗りとなっています。
販売価格はエントリーモデルで約270万となっています。購入する場合、300万円近くを一括払いというのは難しいため、多くの場合はローンを組むことになります。
一般的な銀行等でローンを組む方法以外にも他の車両と同じように残価設定ローンを使用することが可能です。
残価設定ローンというのは、契約期間から3年から5年後の買取価格を販売店やメーカーが保証するものです。
それにより、ユーザーは車両販売価格から買取補償額(残価)を差し引いた金額に金利を加えた額を支払うだけで車両に乗ることができます。
契約終了時には車を返却するか、同じメーカーの車に乗り換える、もしくは買取補償額を支払うことで自分の車にすることが可能です。
デメリットとして契約期間後に車両を返却する可能性があるため、多くの場合で走行距離に制限がかけられていたり、改造などが禁止されています。
さらに、車両価格全体にかかる上に通常のローンと比較すると、金利が高い傾向にあります。
一方でメリットも大きく、月々の支払額を抑えることができるほか、手元にクルマを残さない代わりに最終的な支出を少なくすることが可能です。
また、残価はクルマのリセールバリューの高さを表す指標でもあります。多くの車両は3年契約で50%程度、5年契約で35%程度であり、これよりも高い車両はリセールバリューの高い車両と言えるでしょう。
では実際にセレナを残価設定ローンで購入しようとするのは、お得なのでしょうか。
日産販売店の担当者は次のように話します。
「他の車両と比べるとセレナに残価設定ローンを使用するのはお得だといえます。
セレナの残価率は高く、3年で50%を超えています。これにより返却もしくは乗り換えをする場合に支払額を抑えてご利用することが可能です」
実際にセレナの人気モデルである「e-POWER ハイウェイスターV 2WD」の残価率は3年58%以上と、平均と比較して高い値、高いリセールバリューを誇ります。
これを踏まえ、頭金も下取りも無し月1000kmプランの五年契約の均等払いで計算して見ると、車両の現金価格は約370万円なので月の支払額は4万円程度に抑えることが可能です。
実際にはこれに加えて、オプション費用や各種税金に保険料、ガソリン代などの諸経費で月に数万円程度の出費が発生します。
一方で、通常の5年借入、60回払いのマイカーローンで購入した場合は、支払総額が車体価格に金利を加えたものとなるため、月々の支払額は約6万5000円となってしまいます。
残価設定ローンは、通常のローンと比較すると月々の支払額が3分の2以下となることを踏まえると、有力な選択肢のうちの一つと言えるでしょう。
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セレナは他のグレードも軒並み残価率が高く、リセールバリューの高いクルマです。
そのため、車両を返却して手元に残さない場合であれば、支払額を安く済ませることができます。
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