さらに魅力を増した新型マツダ6(アテンザ) ロサンゼルス・オートショーで世界初披露

洗練されたルックスを手に入れたフロントマスク

 最も大きく変わったのはデザインです。“Mature Elegance(成熟した気品)”をコンセプトに磨き上げられた新型マツダ6は、フロントマスクを中心のディテールに変更が加えられ、よりダイナミックで洗練されたルックスを手に入れています。

インテリアも上級モデルらしいプレミアム感を実現

 インテリアも、インパネ(走行情報を示す計器盤)やシートが新デザインとなり、日本の伝統家具や楽器に用いられる栓木(せんのき)を使用した、匠の技による本杢素材の採用、手作業によるステッチ、フロントシートへの換気を促すベンチレーター採用などにより、質で味わい深い、フラッグシップ・モデルに相応しいプレミアム感を実現しました。

 この他にも、先進安全技術の「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」をさらに進化させたほか、前車速追従が可能な「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)」や、最新の360°ビュー・モニター、新しい8.0インチ・ディスプレイを備えたマツダ・コネクト、フロントウインドー投影タイプのヘッドアップ・ディスプレイなどを採用して、一層優れた安全性能と機能性を備えています。

 デビューから5年を経て、ますます魅力的なモデルに深化したマツダ6は、北米市場では2018年春に発売される予定です。日本にもおそらく同時期に上陸するでしょう。ただ、すでにモデル末期なだけに次期モデルが気になるのも正直なところです。デザインの方向性は、おそらく東京モーターショーでお披露目されて、今回ロサンゼルスで北米初公開となったマツダ・ビジョン・クーペとなるはずです。今後もマツダの動向から目が離せそうにありません。

【了】

この記事の画像をもっと見る(62枚)

【特設サイト公開中】マツダの今を、徹底取材。

画像ギャラリー

Writer: 竹花寿実

自動車専門誌やWeb制作スタッフを経て2010年に渡独。ドイツ語を駆使して現地で最新モデルや最新技術、クルマ文化、交通政策などを取材する。2018年に帰国後は、国内をベースに欧州車を中心に各種メディアに執筆。ヨーロッパのサッカー事情にも詳しい。

1 2

実績500万人超!お得に車売却(外部リンク)

新車不足で人気沸騰!欲しい車を中古車で探す

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー