日産が新型「“小さな高級車”」発表! 日本仕様の「新型キックス」には「独自ハイブリッド」投入か!? 米国での登場に期待高まる
日本仕様は米国向けにはない「秘密兵器」を搭載か
近年、海外市場で販売される日本車は、基本的にまず主要市場の国や地域で発売され、その1年から2年後、車種によってはそれより遅れて日本市場で導入されるケースが増えています。
日産のSUVの例でみると、現行キックスは約3年遅れ、現行エクストレイルは2年遅れでの日本発売となっていました。
その是非はひとまず置いておくとして、こうなると新型キックスも2年から3年後、2026年から2027年に日本市場導入と推測できます。
遅くなると推測される理由はもうひとつあります。
日本仕様では、米国仕様にはない“秘密兵器”を搭載すると予想されるからです。
現行キックス同様に、全車が日産独自のシリーズハイブリッド「e-POWER」となることでしょう。
現行キックス、エクストレイルはそれぞれ海外で先行発表された際、ベーシックなガソリンモデルが発表されました。それは今回の新型キックスでも同様でした。
いっぽうで日産は現在電動化戦略を強く推進しており、国内で販売されるノート、エクストレイルも全車e-POWERです。
日本仕様の新型キックスも、コンパクトモデル向けのe-POWERユニットを基本に、新型キックスに最適化されたパワートレインを搭載するものとみられます。
こうした対応もあって、導入が遅くなるであろうという読みです。
気になるのは、北米仕様の新型キックスの全幅が1801mm(米国日産が公表したスペックシートでは、全幅70.9インチ)と、国内で販売されるコンパクトSUVとしては、やや幅広となってしまうところ。
現行キックス(日本仕様)の全幅は1760mmと、日本の道でも扱いやすいサイズです。全幅がプラス約40m拡大することがマーケットで問題にならないかどうか、少し気になります。
また細かいところになりますが、センターコンソールやドアパネルは、日本に合わせて小変更を加えてくるでしょう。
センターコンソールに備えるドリンクホルダーは「30オンスのコーヒータンブラー」が2つ収まるように設計され、ドアパネルのドリンクホルダーはイエティ製の32オンスタンブラーが収まるように設計されていると米国日産は伝えていました。
30オンスは、約850ml。日本スターバックスの最大サイズ「Venti」は590mlです。北米仕様のドリンクホルダーは、まさに「アメリカンサイズ」です。
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日本で販売中のキックスは、そろそろ基本設計の古さが目立つようになってきました。
早くとも2026年という導入予想が、もっと早まる可能性もゼロではありません。
新型キックス日本発売の続報を楽しみに待ちましょう。
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