新車“900万円”の超高級「軽自動車」が発売! “スズキ製”のパワフルな「ターボエンジン」搭載に驚きの声も! 頑張れば買える「軽自動車の“皇帝”」新型600CEとは
約900万円という超高額の「軽自動車」が2024年6月に発売されました。同車について、一体どのような評価が寄せられているのでしょうか。
現在、日本の自動車市場は、新車の販売台数1位をホンダの軽スーパーハイトワゴン「N-BOX」が獲得し続けているように、軽自動車の人気は高まり続けています。
これには軽自動車の商品力の向上とともに、普通乗用車よりも安い車両価格や維持費が魅力となっているとのこと。
このようにコストパフォーマンスに優れることが特徴の軽自動車ですが、2024年6月に、なんと約900万円という超高額の「新型モデル」が発売し、大きく話題となっています。
そのモデルとは、ケータハムカーズ・ジャパンから登場した新型「スーパーセブン600 CLASSIC EDITION(以下、セブン600 CE)」。
スーパーセブンとは、超軽量かつ超高性能なライトウェイト・オープン・スポーツカーのシリーズで、元々はイギリスのスポーツカーメーカー「ロータス」が開発しました。
現在は製造権と販売権を獲得した「ケータハム」によって展開されており、次代に流されないスパルタンな構造を引き継ぐFRスポーツカーとして、日本でも高い人気を誇ります。
そんなセブンシリーズのエントリーモデルとなるのが「セブン170」ですが、なんとこのモデルにはスズキ製の660cc直列3気筒ターボエンジンが搭載されています。
さらにボディサイズも全長3100mm×全幅1470mm×全高1090mmと、日本の軽自動車規格に収まるコンパクトな大きさのため、実際に軽自動車としての登録が可能。
そして2024年6月に発売された新型セブン600 CEは、このセブン170をベースに、内外装をレトロなデザインで一新した新型「セブン600」の、さらに限定モデルとなる極めて特別な1台です。
同車には、1970年代から用いられたクラシックな無塗装アルミボディやビンテージグリーンコンポジットパネル(フレアードフロントウイング)を採用。
さらに14インチのブラックJunoホイールや特別な表皮素材のクラシックシグネチャーシート、レッドパウダーコートダッシュボード、Moto-Lita製のウッドリムステアリングホイール、マップポケット、ユニオンジャックバッジなど、スポーツカーのファンなら思わず注目してしまう特別なアイテムが装備されました。
また、通常のセブンに装備されるスペアホイールやリアキャリアをあえて排除し、軽量化と同時にシンプルで美しいリアアルミパネルを実現している点も、同車の特徴。
これらのレトロ感あふれるデザインと上質な仕上がりによって、セブンシリーズの新たな伝説を築き上げる1台として登場ました。
運動性能は、先述のスズキ製の660ccターボエンジンによって最高出力85馬力を発揮し、0-100km/h加速は6.9秒という俊足を誇ります。
この新型セブン600 CEの車両価格(消費税込)は、899万8000円。軽自動車としては随一の高級車となります。
同車は2024年6月30日までの期間限定受注モデルだったため、新車販売は終了していますが、ベースとなる新型セブン600は現在も購入が可能です。
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新型セブン600 CEはSNSでも話題を集めたことから、「ベースのセブン600に乗ったことあるけど良いクルマだった」「友達が乗ってるけど完全に趣味のクルマだね。夏は暑いし冬は完全防備必須。屋根付き車庫を持っていないと保管すらできない」など、実際にスーパーセブンシリーズに乗ったことのある人からの投稿が見られ、中には「私はお尻が入らずシートに納まらなかった。物理的に人を選ぶクルマです」というコメントも。
一方で、「900万円は出せなくはないけど厳しい…自分ならアルトワークスにする」「ちょっと前までセブン160が600万円くらいだったよね?物価高騰とはいえ900万円はビビるわ」といった、価格について言及する投稿も少なくありません。
そのほか、「スズキのエンジンなら隼のエンジンを積んで欲しい!」といった希望のコメントも寄せられ、各々の希望するスポーツカー像を話し合う場面も見られました。
高額ではあるけど高級?
そんなに高いのに乗り心地はN以下とかにならない?
何この、「走る棺桶」みたいな車は。
個人的には、絶対に乗りたくない。