超便利!?「千葉茨城道路」計画に反響多数「明日開通して」「やっとまともな道路が…」圏央道から北千葉道路へ「最短距離」工事進行中
千葉県と茨城県の新たなアクセス道路となる、その名もズバリ「千葉茨城道路」の計画に、ネット上でも反響が集まっています。一体どのようなルートで、どういった声が上がっているのでしょうか。
「道路空白地帯」に悲願のバイパス
千葉県と茨城県の新たなアクセス道路となる、その名もズバリ「千葉茨城道路」の計画に、ネット上でも反響が集まっています。
一体どのようなルートで、どういった声が上がっているのでしょうか。
千葉茨城道路は、常磐道・国道6号と圏央道のあいだに広がる「幹線道路空白地帯」を埋めるべく、新たな南北軸として整備されている道路です。
具体的には、圏央道の阿見東ICから南下し、龍ヶ崎市を経て、印西市へ入り、北千葉道路方面へアクセスするルートになっています。
龍ヶ崎市にとっては悲願ともいえる高規格道路で、さらに国道6号沿線にとっても、柏市内の破滅的な渋滞を避けて、北千葉道路→外環道という新動脈路が誕生します。
さて、その進捗ですが、まず「2車線道路」がとりあえずの新ルートとして、整備されつつあります。
まず、利根川を渡る「若草大橋有料道路」が2006年に開通。このあたりは橋がほとんど無かったため、ボトルネック渋滞が深刻化していました。その突破口として、悲願の架橋といえます。
その若草大橋から、どんどん北へ、新しい道路が開通していきました。まずは県道「美浦栄線」のバイパスが、2021年までに順次開通。龍ヶ崎市東部をつらぬく7.6kmの道路で、若草大橋までスムーズに行けるようになりました。さらに山を抜けて、3.4km北へ伸びれば全通です。
そのまた先へ、県道「竜ケ崎阿見線」バイパスも進行中。圏央道の阿見東ICまで、残り3.0kmの未開通部が、事業進行中です。
さらに、若草大橋から南へも、「鎌ヶ谷本埜線バイパス」へ接続する新たな道路が検討中。開通すれば、印旛日本医大で北千葉道路に乗り入れることができます。
若草大橋から南への延伸は、2023年8月に設立された「若草大橋延伸線協議会」で検討中。道路の基本構造などを詰める段階になっています。
なお、こうした道路は「千葉茨城道路」の完成形ではありません。2021年に国が策定した「新広域道路交通計画」では地域高規格道路として扱われています。つまり「自動車専用道」レベルの高規格で、高架などで信号ゼロの道路サービスを実現することが最終目標です。こちらはまだ具体的なことが何も決まっていない「構想路線」レベルです。
※ ※ ※
ともすれば渋滞箇所が多く、利根川に阻まれてボトルネックになりがちな、千葉県と茨城県の移動。そこに整備中の新しい道路計画に対し、ネット上では「明日開通してくれ」「いいねこれ」「これは注目」と期待する声が。
また「このへん本当にまともな道路が無くて困る。こういうきちんとまっすぐ抜けてくれる道路、なんで何十年も無いままだったんだろう」と、貧弱な道路網について嘆息するコメントもありました。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。