トヨタ「“新型”ハイエース」いつ登場!? デビューから20年の「大人気 “商用車”」は電動化? 巨大化? 次期型モデルの“ゆくえ”とは
今年2024年でフルモデルチェンジから20周年を迎えたトヨタ「ハイエース」の現行モデル、通称「200系」。果たして次期モデルはどうなるのでしょうか。
200系ハイエース後継はどうなるのか
今年で20周年を迎えたトヨタ「ハイエース」の現行型「200系」は、「フルモデルチェンジはまだか」という声があるいっぽう「現行モデルのままのほうがいい」という声も。
パーソナルユースとビジネスユースの両方で高い支持を得ているハイエースの今後について考えます。
現行モデルのハイエースは、2004年8月にフルモデルチェンジを受けた5代目。4代目からは15年ぶりのフルモデルチェンジ、3代目から4代目は17年スパンであったことを考えると、時期的にはそろそろフルモデルチェンジが近いと推測できます。
ただフルモデルチェンジのスパンは、ハイエース3・4代目の1980年代から1990年代と比べると長くなっています。
当時の乗用車のモデルライフが4、5年だったのに対して、現在は5年から10年となりました。
商用車は乗用車よりも遙かに高い耐久性が求められることに加え、低コストであることも求められ、開発期間が長くなり、現在ではモデルライフ20年ぐらいが標準となっています。
例えばトヨタの小型商用バン「プロボックス」は、全面刷新に近いマイナーチェンジを経ているとはいえ、デビューしてから丸22年が経過しています。
モデルスパンのみに着目すれば、ハイエースの次期フルモデルチェンジはまだ先と言えそうです。
グローバル市場に目を向けると、200系ハイエースの後継に位置する形で、すでに「300系ハイエース」が販売されています。
日本市場へは「グランエース」の車名で導入されていますが、乗用ミニバンモデルのみの設定で、商用バンは未導入です。
この日本向けのグランエースはファミリーカーというよりは、送迎車をはじめとしたビジネスユースをターゲットに販売されています。
300系ハイエースのバンは、ショートボディでも全長5260mm、全幅1950mm、全高1990mm(標準ルーフ)とアルファードよりも大きなボディサイズで、5ナンバーサイズが主流の200系ハイエースの後継車として日本市場導入が難しい大きさです。
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