めちゃライバル!? 新型「軽SUV」ガチンコ勝負か! スズキとホンダが投入したタフなやつ… スペーシアギア&N-BOX JOYの違いとは

スペーシアギアとN-BOX JOYは、それぞれベース車とどう違う?

 9月20日に発売した新型スペーシアギアの外観は先代を踏襲しつつリファインされ、トレードマークとも言える丸目ヘッドライトを囲むガーニッシュや専用デザインのグリルを装備。

 ボディカラーにも専用色が用意され、内装はブラック基調とした内装色にカーキグリーンの装飾が加えられています。

 もちろん従来型と同じく撥水加工ファブリックシートや防汚タイプラゲッジフロアが備わり、後席には新型の売りであるマルチユースフラップも備わります。新型スペーシアギアは先代からの正常進化といった様相です。

 新型スペーシアギアのグレードラインナップは、自然吸気エンジンの「ハイブリッド XZ」とターボエンジングレードの「ハイブリッド XZターボ」の2種類。

「XZ」の価格は、標準スペーシアのエントリーグレードである「G」より約42万円ほど高い195万2500円〜。

 ターボエンジン「XZターボ」は、標準スペーシアカスタムXSターボよりも4万円ほど安い203万7200円〜です。

スペーシアギアにはサーキュレーターが備わっている
スペーシアギアにはサーキュレーターが備わっている

 一方で9月27日発売の新型N-BOX JOYは、標準N-BOXでは黒く着色されていたヘッドライト内部がシルバーに改められました。

 前後バンパーとボディサイドにはブラックのモールディングを追加。

 ボディカラーもデザートベージュなどの専用色が用意され、SUVらしいアクティブ感が強調されています。

 もっとも目を引くのは内装と言えるでしょう。

 内装色は汚れが目立ちにくいブラウン×ブラックに変更され、シートの座面と背もたれ中央部分に加え、荷室床面までもがチェック柄です。

 しかも内装配色を変えただけでなく、チェック柄の部分は全面撥水表皮となっており、さらに荷室床面を引き上げることで標準N-BOXにある段差をなくし、よりフルフラットに近い荷室空間となっています。

 かさ上げした荷室床面の下には着脱可能なフタ付きのフロアアンダーボックスも追加され、標準N-BOXよりもアウトドアユース向けの調整が加えられています。

 用意されるグレードは自然吸気エンジングレードとターボエンジングレードの2種類。

 価格は、自然吸気エンジングレードが標準N-BOXのより約16万円高い184万4700円〜。

 ターボグレードが、N-BOXカスタムターボより4万円ほど安い204万4900円〜となっています。

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