次期「総理大臣」候補! 自民・小泉進次郎 議員の「“推し”スポーツカー」が凄い! “軽量ボディ”実感し市販化を希望した「謎のクルマ」とは
自民総裁選の候補者の1人である小泉進次郎氏ですが、過去には「市販化の実現を後押ししたい」と太鼓判を押したクルマが存在しました。
小泉進次郎議員も「イチ推し」のクルマとは!
本日2024年9月27日は、自民党総裁選挙の投開票が行われます。
現・岸田文雄総裁の後継となれば、つまり日本国の次期総理大臣となる可能性が高いこと、また政治資金問題による政治不信を払拭できるかが問われていることなどから、国内外から注目が集まっています。
そんな自民党総裁選挙には過去最多の9人が立候補。その中の有力な候補者の1人である小泉進次郎議員が、かつて「市販化の実現を後押ししたい」と太鼓判を押していたクルマがあります。
一体どのようなクルマなのでしょうか。
そのクルマが、2019年に開催された「東京モーターショー2019」で、環境省地球環境局のブースで初公開されたコンセプトカー「NCV(Nano Cellulose Vehicle)」です。
このNCVは、京都大学を中心に東京大学やデンソー、豊田紡織、トヨタ自動車東日本、宇部興産、マクセル、産業技術総合研究所(産総研)など、日本の誇る22の大学・企業・組織の技術を結集させて開発したクルマで、環境問題の解決を目指すべく新素材の可能性を示すために製作されました。
同車最大の特徴は、ボディに植物由来の新素材「セルロースナノファイバー(CNF)」を採用した点にあります。
CNFは、鋼鉄の約5倍という強度を持ちながら、重さは約5分の1と極めて軽量な次世代の高機能素材。
その原材料は、森林資源や農業廃棄物などの植物資源で、これはカーボンニュートラルな素材となるため、現在広く使用されている樹脂(プラスチック)や金属、ガラスなどの代替になる素材として期待されています。
NCVでは、このCNFをドアトリムやボンネット、ルーフパネルなどボディの広い部分に採用したことで、一般的なクルマと比較し、部品単体で約50%、車体全体で約10%以上もの軽量化を実現しました。
それにくわえて、NCVは外観デザインにも力を入れて開発されており、世界的なスーパーカーと並べても見劣りしないような迫力あふれるスタイリングを採用。
低くスポーティなワイド&ローのボディには、軽量素材を象徴するように上方に開くガルウイング式のドアが取り付けられました。
そんなNCV、東京モーターショー2019の展示中には、当時環境大臣を担っていた小泉進次郎議員が訪れ、実際にCNF製のフロントフードを手で持ち上げて軽さを実感する姿も。
その際には、「イノベーションの連鎖が生まれるよう後押ししていく」「市販化の実現を後押し、私が乗る機会を実現してほしい」とプロモーションしており、市販車としての登場に期待してしまう言葉も残しています。
このNCVと小泉進次郎議員についてSNSでは、「セクシーで進次郎さんに似合うクルマだね!」「カッコいいじゃん。公用車にして国会に乗り付けて欲しい」など、デザインの爽やかさや若々しさ似合うといったコメントが寄せられたほか、「セルロースナノファイバーって廃車するときはどう扱えばいいんだろう?」といった素材に興味を持つ様子が見られました。
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自民党総裁選挙の投開票は、本日2024年9月27日の13時から自民党本部で開始され、18時に新総裁による記者会見が実施される予定です。
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