ホンダが2024年9月26日、新型「N-BOX JOY（ジョイ）」を発表。
　
　発表から間もないですが、早速様々な反響が集まっています。いったいどのようなクルマで、どのような声が上がっているのでしょうか。

　ホンダの軽スーパーハイトワゴン「N-BOX」は、初代モデルが2011年に登場。

　背の高いキャビンと後席スライドドアを装備し、従来の軽自動車のイメージを覆す広い室内と高い実用性で人気爆発。軽の年間販売台数では2015年～2023年の9年連続で首位になるなど、ロングセラーモデルとなっています。

　現行モデルは、2023年10月に登場した3代目。広い車内空間や視認性は維持しつつ、よりシンプルなデザインに生まれ変わりました。また車内外通信システム「Honda CONNECT」がホンダの軽自動車として初搭載となり、安全運転支援システム「Honda SENSING」も標準装備となっています。

　ところで、N-BOXには初代登場時から「カスタム」という上級仕様が展開されています。これは「力強さだけではない、知的で上質な個性」を打ち出したモデルで、スポーティな印象に仕立てあげられた特別デザインに加え、リアバンパーやテールゲートスポイラーなど、専用エアロパーツが施されているのも特徴です。

　そこへ今回、さらに新たなグレード「ジョイ」が登場しました。

　この「N-BOX ジョイ」は「アウトドアのなかに『リラックス』を追求する」というコンセプトで開発されたものです。

「もっと気楽に心に余裕を持って毎日を楽しむ」といった新たな価値をめざし、クルマをまるごと「くつろぎの場所」としています。

　ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm以下×全高1790-1815mm、最低地上高145mm。客室内サイズは長さ2125mm×幅1350mm×高さ1400mmです。

　パワーユニットは、660ccの自然吸気エンジンおよびターボエンジンにCVTのトランスミッションを組み合わせ、駆動方式は前輪駆動（FF）と四輪駆動（4WD）から選択可能です。

　外装も既存グレードからかなり変化し、フロントデザインは「水平主体のフロントグリル＋格子デザインのロアグリル＋ブラックフレームのバンパー回り」の3段構えのスタイルが特徴的です。側面ドア下部はブラックのガーニッシュがアウトドア感あふれるアクセントです。

　内装の最大の特徴は、シートの「チェック柄」です。お洒落でありながらしっかりアウトドア志向で「汚れが目立ちにくい」という意味があります。さらに飲み物などをこぼしてもサッと拭ける「撥水表皮シート」も採用。インパネも、ホコリほか汚れが目立たないように「タフネスカラー」が採用されています。

　レジャー仕様といえば肝心の居住性ですが、「ふらっとテラス」を新採用し、後席を倒すと、足を伸ばしてのんびり過ごせる空間が生まれます。

　販売価格は184万4700円から。月間販売台数は3000台を計画しているといいます。

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　ネット上ではさっそく「見た目が良いね」「N-BOXの選択肢が増えるのはいい事ですね」「顔が好み」など、期待する声が見られます。

　また「スペーシアギアとこれで迷うなあ」と、同じ軽SUV系ハイトワゴンとの比較をする人も。さらに「染み込まないシートありがたい！子供いるから助かる」と新機軸のシートに期待するコメントもありました。