高速道路に謎の「ここが渋滞ポイント」なぜ表示!? 通過時「どうすべき」? ドライバーが気をつけるべき「ポイント」とは

「合流部」も高速の渋滞ポイント! 必要な心掛けとは

 サグ部以外では、インターチェンジからの合流地点に「この先2km左車線キープ」などと表示された看板が設置されていることがあります。

 こうした合流部も、交通集中による渋滞の発生しやすい地点のひとつです。

渋滞が激しい合流ポイントでは「合流車線(付加車線)」を設け渋滞の緩和を図っています[写真は東名道の例]
渋滞が激しい合流ポイントでは「合流車線(付加車線)」を設け渋滞の緩和を図っています[写真は東名道の例]

 合流地点で交通が集中している時は、合流車線の手前から本線に合流するよりも、先頭までしっかり走行してから1台ずつ交互に合流していく「ファスナー合流」するほうが、渋滞が発生しづらいことがわかっています。

 また、本線に合流した直後に追越車線に車線変更しようとすると、追越車線にクルマが集中したり、追越車線を走行中のクルマにブレーキを踏ませることになったりなど、渋滞の発生する要因になることがあります。

 そのため、合流直後は「この先2km左車線キープ」の表示に従って左斜線を走行し、周囲の状況をしっかり確認してから右車線への車線変更を行うといいでしょう。

※ ※ ※

 渋滞の発生しやすい地点では、看板だけではなくLED表示板によって、渋滞発生前は「この先上り坂」「速度低下に注意」、渋滞発生中は「この先渋滞終了」「速度回復願います」と、状況に合わせた表示が行われています。

 これらの表示を見かけた時には、周囲の状況をよく確認しながら、速度や合流のタイミングに注意して走行するといいでしょう。

【画像】「見たことある!?」これが高速道路の「渋滞ポイント」標識です!(30枚以上)

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