公式アカウントも思わず「また発生…」とため息。投稿されたのは、またも「衝撃的な映像」で、SNS上でも話題になっています。
　
　NEXCO中日本 名古屋支社が2024年9月11日、公式SNSで動画を投稿。いったい何が起こったのでしょうか。

　この映像は、8月10日の昼間に起きたものです。愛知県内の東海環状道で、上下線が中央分離帯で別々になっている4車線区間です。

　映像では、1台の軽トラックが、ICで下りようとします。しかし分岐する地点で急停止し、突然Uターンします。

　上下線は中央分離帯で隔てられているため、Uターンしても、反対車線には出られません。軽トラックは気にせずそのまま逆走を始めます。

　軽トラックはそのまま「30km」にわたって延々と追越車線を逆走します。監視カメラには、追越車線を走っていたクルマが、目の前に迫ってくる逆走車を寸前でかわすという、ヒヤリとするシーンも捉えられていました。

　同支社は「多数の通報により、注意喚起することができ、注意して走行いただいたことで幸い事故には至りませんでした」としています。

　逆走車を発見した場合は、このように周囲の通報が有効となるとして、「道路緊急ダイヤル（#9910）、もしくは110番で通報を」と呼びかけています。

　コメントでは「怖すぎ」「免許没収！」「逆走を1回でもやったら免許取り上げで良いのでは？」「まず免許取り消せよ」「免許証を取り上げてください」「永久に運転禁止にしてほしい…」「NEXCOさんのウンザリ具合」といった驚きや呆れる声が上がっています。

　また「おそらく当の本人は逆走したとは微塵も思ってないです。実際に逆走した本人に注意したことがありますが、あそこに行きたいんですって聞く耳を持たず更に進もうとしました。標識があってもその意味を理解していない人が多々います。早急に対策を講じるべきです」と、逆走車の“心理”について話す人も。

　高速道路での逆走発生ペースは全国で「2日に1件」にのぼるといい、先月でも栃木県の東北道で、軽ワゴン車が逆走し、乗用車と正面衝突し、両方の運転手が死亡する事故も起こっています。