セルフ給油で「カチン!」なぜ自動で止まる? 驚きの仕組みとは 「明らかに満タンじゃないのに止まった」どう対処すべき?
満タンじゃないのに「カチッ」なぜ? 対処法は
ちなみに時折、満タンではないのにも関わらず給油が停止してしまうことがあります。それはなぜなのでしょうか。
原因はいくつか存在していています。例えば、クルマのレイアウトの関係上タンク内の通気性が悪く、燃料があまり入っていないのにも関わらず、空気が小さな穴に入らず止まってしまう場合。
他には給油の勢いが強く跳ね返ってきた燃料が丁度検査口を塞いでしまうことが原因と考えられます。
対策としては一度給油ノズルを抜き、角度や握る強さなどを調整しながら再度差し込むことが挙げられます。
しかし、ガソリンが出ないからといってレバーを強く握り込んでしまうと給油の勢いが強すぎて燃料が跳ね返ってきてしまい、また止まってしまう可能性があります。
では、どのように給油するのが正しい方法なのでしょうか。
東京消防庁がその方法について呼びかけています。まずするべきことは、しっかりと白線にクルマを止めて、エンジンをオフにすること。
次に静電気の火花が原因で給油口から出てくるガソリン蒸気に引火して火災になる恐れがあるため、静電気除去シートや車体に触れて静電気を逃します。
そして給油時には給油ノズルを奥まで差し込んだ後にしっかりとレバーを握ってガソリンを入れるように呼びかけています。
特に満タンまで給油した後に、少し給油ノズルを引き抜き再度燃料を入れようとする、注ぎ足し給油は禁止されています。
理由としては注ぎ足し給油のような緩やかな給油を行うと、検知部が作動せずに燃料が溢れてしまいます。そして、こぼれた油がクルマなどの熱源や静電気などで引火し、大きな火災に繋がる危険性があるためです。
最後に給油が終わった後は給油キャップを忘れずに締めましょう。もし締め忘れると
給油口からガソリンなどの燃料や可燃性の蒸気が排出される恐れがあるため注意する必要があります。
※ ※ ※
ガソリンは気体になりやすく、また着火しやすい物質であるため、ルールを守らず給油することは危険な行為です。
もし、燃料が溢れて火災が発生した場合などは直ちに給油を中止し、自分だけで消火をしようとせずに、給油所スタッフへ伝えることが大切です。
自動の灯油ポンプと同じですね
「…ノズル内部のゴム膜が塞がり…」ちょっと違います。
ゴム膜の部屋が負圧に成り引っ張られてロックが外れます。
もうちょっと良く理解のうえ、記述頂きたい。