ホンダが発売前の「新型モデル」実車展示! 6速MT専用モデル「RS」間もなく発売!? 秘話を先行披露!
新たに登場する「RS」 そもそも何の略称?
RSというネーミングについては「シビックRSは50年前に登場した初代モデルの1グレードとして付けられました。道路を『セーリング』のように悠々と走れるクルマという意味でRSロードセーリングというネーミングになっていますが、今回の車は『ロードスポーツ』というところを強調していきたい」とRSというネーミングにかける想いも語られました。
橋本氏も「タイプRはサーキットを主眼としていますが、もちろん一般道も走れるクルマです。しかしやはりハードな部分があるわけです。運転は楽しいのですけど気を遣うところもあります。まだRSグレードを一般道で走っていないので想像ですが、クラッチも軽くシフトフィールも良く、リニアリティに感じられるエンジンレスポンスなどは、気を使わず走れる日本の道路にピッタリなのでは」とコメントします。

明本氏も「昔はホンダのMT車に乗っていたけど、今は他社に乗っているかたにぜひともこのRSに乗ってもらいたいし、若い方のMTモデル購入者も50?60%と高い。専用のエクステリアやインテリアを投入していますので引き締まったカッコいいデザインになっていると思います」とアピール。
最後には「電動化やパワートレーンの変化、MT車の減少などいろいろありますが、スポーツモデルの原点になっているとも言えるクルマ。スーパー耐久の場でHRCがカーボンニュートラル燃料を使って新しい環境配慮をすすめる取り組みもしています。永遠にスポーツモデルを出し続けていくのがホンダという会社だと思いますので、今後に向けてしっかり進めていきたい」と力強く語ってトークショーは終了しました。

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どこよりも早く展示されたシビックRS、e:HEV、そしてタイプRの3台。来場したモータースポーツファンの注目を浴びていました。
次戦のスーパー耐久「第5戦 SUZUKA S耐(9月28~29日開催)」でも同じく展示を行うということなので、気になったかたはサーキットにいってみるのはいかがでしょうか。
今回はクラスとしてお休みだったスーパー耐久ST-2クラスで戦うシビックタイプR勢や、HRCが走らせるカーボンユートラル燃料を使ったタイプRなど、見どころも満載です。
Writer: 雪岡直樹
1974年東京生まれ。フォトスタジオアシスタントを経てフリーランスのフォトグラファーへ。雑誌やWeb媒体の撮影を担当。自動車雑誌の撮影と並行してユーザーインタビューやイベントレポートを担当することで、ライターとしても活動。国内最高峰のレース「SUPER GT選手権」を長年取材。新車情報やレースレポート、イベントレポートなどを雑誌やWebに寄稿する。













































