国道16号線「通行止め」が解除へ 千葉の「巨大な道路陥没」“夜通し工事”で「復旧」急ぐ 市原市内は大渋滞
国土交通省 千葉国道事務所は、道路陥没の影響で通行止めとなっている国道16号線を、9月5日12時に開通させる見込みであると発表しました。
夜通し「復旧工事」で12時頃開通か
国土交通省 千葉国道事務所は2024年9月5日、道路陥没の影響で通行止めとなっている千葉県市原市の国道16号線を、12時頃に開通させる見込みであると発表しました。
国道16号線は、神奈川から東京多摩西部および南部、埼玉の南東部を経由し、千葉の木更津方面まで首都圏をぐるりと周る環状道路です。
千葉県内では、数少ない「縦移動」の主要ルートを担っており、常磐道や東関東道、館山道などの高速道路のほか、水戸街道や成田街道、房総横断道路などとも接続。県内各地域に向かう道路をつなぐ重要なルートとなっています。
同事務所によると、9月4日、市原市白金町4丁目、JR内房線八幡宿~五井駅のちょうど中間近くの上下線で、道路陥没が発生。9時30分から全面通行止めが実施されています。
現場は舗装路面が大きく凹んでおり、全く通行できなくなっています。この崩落に巻き込まれたクルマなどはないようで、けが人などもいないようです。
同事務所は原因について「確認中」としつつも、即座に復旧のための緊急工事を実施。12時頃の開通を予定していると明らかにしています。
なお、迂回路として、市役所通り~白金通り~稲荷台通りを経由して再度16号線へと戻るルートが示されていますが、付近は鉄鋼・石油化学の工場などが多い京葉工業地域の中心部で、特に日中は大型貨物車などが非常に多く通過します。
この影響で、市原市内の各道路では渋滞が発生。特に16号と並走する県道24号線などでは、迂回車両と住民車両などが入り混じり、通常よりも大幅な混雑が見られます。
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(9月5日12時更新)
同事務所は11時45分、公式Xで通行止め解除について最新情報を発表し、当初より4時間遅れの16時開通を見込んでいると明らかにしました。
理由について「資材の搬入に時間を要している」としています。
(9月5日16時50分更新)
16時29分に開通しました。
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