トヨタの「新型スーパーカー」まもなく登場に期待大! 爆速「V型10気筒エンジン」搭載もある「超ロングノーズ」がカッコいい! 開発進む「GR最強モデル」とは
近年トヨタは「GR GT3 コンセプト」というスポーツカーを公開しました。当時はコンセプトモデルだった同車ですが、市販化に向けて開発が進められているといいます。
トヨタの爆速「スーパーカー」まもなく登場か!
トヨタは、「GR GT3 コンセプト(以下、GR GT3)」という魅力的なスポーツカーを、2022年1月に開催された「東京オートサロン2022」で出展しています。
現在も市販化に向けて開発されていると言われる同車は、一体どのようなクルマなのでしょうか。
このGR GT3は、トヨタのモータースポーツ部門である「TOYOTA GAZOO Racing(トヨタ ガズーレーシング)」が展開するブランド、「GR」を象徴するモデルです。
「G’s」というチューニングブランドを前身に2017年から展開されているGRは、トヨタ車の中でも走りを追求した車種をラインナップしており、代表的なモデルとしては「GRヤリス」「GRスープラ」「GR86」「GRカローラ」が存在。
その中には、GRスープラやGR86のようにGRブランド専用車として開発されたクルマがあるほか、ヤリスやカローラのような市販車をベースにチューニングされたクルマもあり、本格的な走行性能を求めながら普段使いの利便性も両立したラインナップとなっています。
そんなGRブランドの方向性を示すべく開発された、強烈な存在感を放つコンセプトカーが、GR GT3でした。
車名になっているGT3というのは、2005年にヨーロッパで立ち上げられたレースの名前です。
当時のGTレースにはGT1およびGT2というものもあり、前者はメーカー側の参入によって参加費用が高騰。
後者はアマチュア中心であり、勝てる車両が限られたことから、どちらも参加車両が激減してしまいました。
そこに登場した新たなレースのGT3は、参加車両の走行性能が全車両とも同じになるよう調整され、誰でも勝てるチャンスが与えられたため、GTレースの主流になります。
さらに、走行性能にこだわって作る必要が無くなったことで、クルマに個性を出す楽しみが生まれ、見る側も参加する側も楽しめるレースになったことも、GT3に人気が出た要因の1つでしょう。
こうして活気のあふれたGT3を見て、「参加者に選ばれ、ファンに喜ばれるようなクルマを作りたい」と考えたトヨタが開発したのが、GR GT3です。
GR GT3のボディサイズは、全長4590mm×全幅2040mm×全高1140mmで、ホイールベースは2725mm。
エクステリアは、長いボンネットに短いトランクを組み合わせた「ロングノーズ・ショートデッキ」のスタイルで、全高が低く全幅は広い、スポーツカーらしいシルエットとなっています。
フロントフェイスには、特徴的な大きく出っ張ったアンダースポイラーやカナードが装備されており、迫力あふれる造形に。
さらに、フロントタイヤ後方に設けられたサイドマフラーや、巨大なリアウィングなども装備され、そのルックスはレーシングカーそのものと言えます。
インテリアやパワートレインについては非公開のため、判明しているのは上述したボディサイズとエクステリアのデザインのみ。
また発売時期や価格、車名、パワートレインなどの詳細は未定ではあるものの、トヨタでは現在、市販化に向けて開発を進めているとのことで、欧州ではすでに商標登録されているという情報もあります。
また、カモフラージュされたテスト車両が国内外のサーキットで走行している場面の目撃情報もあり、GR GT3市販化に向けて動いているのは間違いなさそうです。
※ ※ ※
初公開から約2年が経過した、GR GT3。
先述のように、レース用のみならず公道走行可能なモデルも開発されているとのことで、街中で見られる日が来ることに期待がふくらみます。
インテリアについては、当時の会場では車内が見えないようになっていたため、どのようなデザイン、機能性になるかも同時に楽しみです。
世の中には出展だけで終わってしまうコンセプトカーが少なくないなか、こうして現実的に市販化に向けた動きが動いているモデルが存在することは、素晴らしいと言えるのではないでしょうか。
FT-1で期待して実際に出たスープラが外も中も残念極まりないものだったからコレも期待してない
どうせアンバランスなデザインとフェイクエアロで台無しになるよ
大昔のシェルビー・コブラ風のストリート仕様みたいで、今時、これをトヨタが出す意味が判らない。
GR010ロードカーは市販化しなくて残念だったけど、今度こそ市販化実現に期待したいですね。