箱根アクセスに革命!? 超短絡ルート「はこね金太郎ライン」のスゴさとは 「ガチで便利」の声も多数!? 開通からはや3年

神奈川県の南足柄市と箱根町をむすぶ新たな道路「はこね金太郎ライン」が開通して、はやくも3年が経過しています。短絡ルートとして、ネット上でも反響の声が集まっています。

箱根アクセスの新ルート

 神奈川県の南足柄市と箱根町をむすぶ新たな道路「はこね金太郎ライン」が開通して、はやくも3年が経過しています。
 
 箱根へのアクセスが飛躍的に向上するショートカット路線として、ネット上でもさまざまな反響の声が集まっています。

2021年に開通した「はこね金太郎ライン」(画像:写真AC)。
2021年に開通した「はこね金太郎ライン」(画像:写真AC)。

 温泉やレジャーで人気の箱根エリアですが、首都圏から向かおうとすれば、どうしても小田原へ出て、国道1号で宮ノ下からのぼってくるしかありませんでした。国道1号は狭く混雑も激しいのが課題でした。

 北側には山北や大井松田ICが近いですが、急峻な山が立ちはだかっており、また国立公園に指定されているため、連絡ルートは皆無でした。そこへ誕生したのが、この「はこね金太郎ライン」だったのです。

 はこね金太郎ラインの延長は約10.9km。仙石原から矢倉沢をつなぎます。既存の林道を一部活用して最低限の自然改変で作られたため、カーブあり狭隘箇所ありで大型車が通行不能ですが、それでも大井松田方面への「短絡ルート」となったため、箱根アクセスが激変することとなりました。

 2006年に始まったこの壮大なプロジェクト。「近くて遠い」南足柄からのアプローチについて関係市町で協議を重ね、2013年に事業着手となりました。2019年開通を目指していたものの、現場での土砂崩れなどのトラブルもあり、オリンピック直前の2021年3月にようやく開通を果たすことができました。

 とにかく渋滞する国道1号を避けて、東名へ直結できるこのルート。最大40分近い時間短縮効果があるとして人気となり、2020年に開業したばかりの「道の駅 足柄・金太郎のふるさと」も、3年間で約186万人の来場者があったと報じられています。

 途中の「金時見晴パーキング」は35台分の駐車スペースがあり、ここから隣接する金時山へ登山する人も。

 足柄峠と並ぶ山越えルートとして人気が高まっていることから、南足柄市は2022年にアウトドア用品メーカーの「モンベル」と地域連携事業をおこなう「モンベルフレンドエリア」の展開を開始しています。

 また仙石原の交通量が増加し、芦ノ湖方面へ分岐する「仙石原交差点」も混雑するようになりました。神奈川県では混雑緩和のため、右折レーンの追加を検討しているといいます。

 SNS上でも「従来だと箱根帰りは箱根新道か、御殿場まで下りて東名だったのが、ショートカットできてものすごく便利になる」「便利すぎでしょこれ」「これで箱根との行き来が圧倒的に便利に」「バイパス出来て便利になったのでツーリングの幅が広がってる」「この道路は箱根、特に仙石原方面へはガチで便利なショートカットのルート。所要時間が一気に短縮された」「足柄から箱根が想像以上に近かった」など、その短絡効果に喜びの声が上がっています。

 もちろん「ずっと対面通行なので疲れる」「路面は良いけど狭い」などの声もあるほどで、運転初心者が余裕で走れるという道ではないことは確か。転落の危険があるわけではありませんが、長い山道にあまり自信が無いドライバーは、ひきつづき国道1号経由を利用するのがいいかもしれません。

【画像】超便利!? これが「はこね金太郎ライン」のルートと道路状況です

まさか自分のクルマが… 高級外車のような超高音質にできるとっておきの方法を見る!

画像ギャラリー

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー