ルームミラーに付いている「謎のポッチ」何に使う? 実は「後続車の“爆光”」対策ってマジ!? 意外と「知らない」機能とは
自らのヘッドライトの光にも気を配るようにしよう!
自動切り替えタイプのルームミラーには、ルームミラー裏側のカバーに車外の明るさを感知するセンサーが内蔵されています。
またミラー面側にも同様に車両後方からの光を感知するセンサーが内蔵されています。
そして、車外が暗く車両後方が明るい場合に、反射率を低下させて眩しさを低減してくれるようになっています。
なお、マツダ「CX-5」のように、シフトノブをRに入れると後方視界が確保しやすいように防眩機能が自動OFFになるモデルなどもあります。
さらにレクサスなどの高級車を中心に、一部のモデルでは自動防眩ルームミラーと連動してドアミラーも防眩するクルマもあり、より夜間走行での後続車のヘッドライトの眩しさを低減し疲労感を低減してくれます。
ドアミラーの防眩をONにするには、ほとんどの場合ルームミラーのスイッチと連動していますので、必要な場合は自動防眩のスイッチをONにし忘れないようにしてください。
ただこうした便利な機能に対し、我々も少し意識を改める必要があるかもしれません。
人や荷物を多数載せたとき、後ろの車高が下がることでヘッドライトが上向いてしまうことがあり、気付かぬうちに他のクルマに対し迷惑をかけている可能性もあります。
2006年以降に製造された新車からは、自動または手動で上下の光軸調整ができる装備が義務化されており、上向きにならないようにすることができますが、手動の場合は他のクルマへの眩しさへの配慮をする必要があるでしょう。
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軽自動車の一部車両には、防舷機能が付いていないルームミラーが装着されている場合もあります。
そのようなモデルの場合は、ややルームミラーの反射率が低い鏡が使われていたり、リアガラスがスモークガラスになっていたりするので、多少は眩しさへの配慮がなされているようです。
ただ、もっと眩しさを低減したいという場合はカー用品店等で販売されている純正ルームミラーに被せるタイプの「後付けリアビューミラー」を活用する方法もあります。
明るく見える高反射タイプのほかに、眩しさを低減するクローム鏡タイプやブルー鏡タイプがありますので、それらを装着することでさらに眩しさを低減することができます。
また最近では、ルームミラーに液晶モニターが付いた「スマートルームミラー」や「デジタルインナーミラー」などと呼ばれる液晶画面で後方を確認できるタイプが増えつつあります。
これらはデジタルミラーモードで見ている限りは後続車のヘッドライトの眩しさを感じないようになっているので、特に操作の必要はありません。液晶画面の明るさ調整も可能なので、全体的に暗くすることも可能です。
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