謎の道路標識「静かに」の「意外な正体」って!? 見かけたら何をどうすればいい?「うるさいので逮捕」の事例はあるのか
そんな「静かに」標識、実は意外な過去があった!?
可愛らしいデザインが印象的な「静かに」標識ですが、実はかつては正式な道路標識のひとつだったのです。
これについて、国土交通省の担当者は「現行の道路標識に改訂するにあたって廃止されました」と話しています。
1960年(昭和35年)以前の道路標識令では、「静かに」は正式な標識のひとつでした。
旧道路標識では、「案内」「警戒」「禁止」「指示」「指導」の5つの分類がありました。
そのなかで「静かに」は指導標識に分類されており、他にも「警笛鳴らせ」なども指導標識として組み込まれています。
当時は子どもと星のイラストではなく、青の背景に「静」の文字が大きく描かれたシンプルなデザインでした。
しかし、改訂に伴い「案内」「警戒」「規制」「指示」の4分類に変更され、他の指導標識は規制標識の一部として引き継がれていきましたが、「静かに」はそのまま撤廃されています。
法的効力はなくなったものの、現在でも各地でその役割を果たしています。
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