旧車デザイン採用! 新型「“2ドア”クーペ」公開! 大排気量「V8」搭載でめちゃ楽しそう! 全長4.2mのロングノーズマシン「GTクーペ」英で誕生

英国の自動車メーカー「ACカーズ」は、同社のレーシング・ヘリテージを受け継ぐスポーツカー新型「ACコブラ GTクーペ」を発表しました。最大810馬力を出力する“スーパーマシン”となっているようです。

最大馬力810馬力…新型「ACコブラ GTクーペ」とは

 英国の自動車メーカー「ACカーズ」は、2024年8月7日にスポーツカー「ACコブラ GTクーペ」を発表しました。

旧車デザインが美しい!
旧車デザインが美しい!

 ACカーズは、1901年に創業された英国の自動車メーカー。現存しているメーカーの中では英国最古といわれており、これまでさまざまな車両を世に送り出してきました。その中でも、特に知られているのが「ACコブラ」です。

 同車はフォード製の4.2リットルV8エンジンを搭載したスポーツカーです。フォードと共に「ル・マン24時間レース」を制したキャロル・シェルビー、その彼が率いる「シェルビーアメリカン」との共同開発によって誕生し、活躍しました。

 そのACコブラの名前を継いだのが「ACコブラ GTクーペ」です。こちらは、2023年冬に受注を開始したオープンカー「コブラGT ロードスター」のプラットフォームを改良して作られています。

 ボディサイズは全長4225mm×全幅1980mm、ホイールベースは2570mm。トヨタ「スープラ」のボディサイズ(全長4380mm×全幅1865mm)と比較すると、よりワイドで迫力ある車体であることが伺えます。

 エクステリアは、かつてのACコブラと瓜二つ。古き良き「ロングノーズ・ショートデッキ」のデザインで、いかにもクラシックカーといった面持ちです。また、シャシはアルミニウムで、ボディはカーボンファイバーで構成されます。

 パワートレインには、通常吸気のV8エンジンを採用。最大456馬力を発揮します。また、高性能モデルの「GT Sクーペ」にはスーパーチャージャーを追加し、最大720馬力まで出力アップ。よりパワーのある走行を楽しめます。

 そして、サーキット走行を主眼に置いた「エクストリーム・クラブスポーツ・エディション」バージョンも99台限定で生産。こちらには、スーパーチャージャー付きV8エンジンにさらなるチューニングを加えており、最大810馬力を発揮します。

 ACコブラ GTクーペの価格は税抜32万5000ポンド(約6030万円)から。現在は公式サイトで予約受付が始まっています。

 ACカーズの最高経営責任者であるDavid Conza氏は「ACコブラGTクーペの公開は、私たちにとって誇らしい瞬間です。時代を超越したACコブラのデザインを、最新の設計と技術を駆使し融合させたことは、我が社の新たなる境地を開いてくれるでしょう」と述べています。

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 エクストリーム・クラブスポーツ・エディションは、2025年末以降に顧客へ納車される予定です。また、公道走行も可能となっています。

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