ダイハツの「爆速な軽ハッチ」が凄い! 5速MT×ターボ搭載の「ミラ」登場!? 「ミラTR-XX」再来のモデルもあった?
ノーマルはまさに買い物車のダイハツ「ミライース」。そんなミライースをダイハツ自らカスタマイズして5速MT×ターボを搭載した個体がお披露目しました。実はダイハツは以前にも似たようなコンセプトの個体をお披露目したいました。
ダイハツがミラで楽しいクルマを作ってる!
ダイハツは、軽自動車「ミライース」をカスタムした仕様を2024年8月10日にお披露目しました。
これはミライースをターボエンジン×5速MT化したものでしたが、かつてダイハツは似たような軽ハッチバックスポーツのコンセプトをお披露目していました。
今回のミライースは、「K4-GP 2024年 FUJI 10時間耐久」に参戦するためにダイハツが制作したモデル。
通常仕様では自然吸気エンジンとCVTを組み合わせて搭載していますが、このK4-GP仕様には「コペン」のターボエンジン+5速MTに換装。
見た目ではボンネットにダクトを設けられている他、フロントグリルやフェンダーにも開口部を設けることでラジエーターに風を送り込み冷却性を向上させています。
その他、エンジンルーム内にタワーバーやブレースを、床下にフロントとセンターにブレースで補強することで剛性アップも図りました。
さらにサスペンションやブレーキの強化や、タイヤ&ホイールも変更されています。
なおダイハツでは、ミライースを使って全日本ラリーやTGRラリーチャレンジなどにも参戦しています。
一方で速く走る軽ハッチバックとしてダイハツは、東京オートサロン2019に「MIRA TOCOT SPORZA Ver.」を展示していました。
これはかつてダイハツが販売していた「ミラトコット」をベースにしたスポーツ仕様。
その見た目は赤と黒の2トーンが印象的ですが、こちらもかつてダイハツが販売していた「ミラTR-XX」や「シャレード デ・トマソ」を思い起こさせるボディカラーでした。
エクステリアのカスタムは、エアロとしてフロント、サイド、リアを装着。
フロントはノーマルよりも大きく開口したロアグリル、リアは左右2本出しマフラーを包み込むようなディフューザーが印象的。
さらにリアボディ後端には大きなGTウイングを装着するなど後方からの印象もスポーティです。
足元では、車高を低くするためにローダウンサスペンションを装着し、16インチホイールを履かせています。
さらにインテリアは、赤と黒の2トーンのステアリングやシートを装着するほか、ダッシュボードは光沢のある赤が採用されていました。
なお、エンジンやトランスミッションは手を加えていないようです。
お披露目された当時、SNSでは「ミラトコットのイメージが変わった」、「ミラTR-XX復活!?」、「アルトワークスの対抗馬じゃん!」などの声が見られました。
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なおMIRA TOCOT SPORZA Ver.はあくまでもコンセプトモデルだったこと、そしてベース車のミラトコット自体が2023年12月で生産終了となっていることから、今後の市販化は望めません。
一方で前述のミライースのスポーツ仕様は、市販化もしくは市販車へのフィードバックの可能性はあるのでしょうか。
ダイハツの関係者は「将来の商品計画については回答できない」と前置きしつつも「お客様の反響や、そのクルマを出す価値が見いだせれば、可能性は確実に出てくる」と話していました。