スズキが新型「商用バン」初公開! 3.7m級ボディに「超オシャレ内装」採用! 2人乗り&MT設定もある「イーコ」の「キャンピング仕様」南アに登場
スズキの南アフリカ法人は2024年7月26日、「EECO(イーコ)」をベースにしたキャンピングカーを初公開しました。どのようなモデルなのでしょうか。
3.7m以下の「商用バン」に新たな「キャンピング仕様」登場
スズキの南アフリカ法人は2024年7月26日、小型商用バン「EECO(イーコ)」をベースにしたキャンピングカーを初公開しました。
イーコは、古い設計に基づいており、日本でかつて販売されていた「エブリイプラス」(1999年発売、2001年にエブリィランディと改名、2005年に日本販売終了)の主要コンポーネントを採用しています。
エブリイプラス/ランディは、軽自動車をベースにした3列シート7人乗りのミニバンで、1.3リッターエンジンを搭載していました。
日本での販売終了後、生産拠点をインドに移し、途上国や新興国などで「イーコ」として展開。南アフリカでは、1列シート2人乗りの商用バンとして21万2900ランド(約170万円)で販売されています。
ボディサイズは全長3675mm×全幅1475mm×全高1825mm、ホイールベース2350mm。積載能力は615kg。パワートレインは1.2リッターエンジンに5速MTを組み合わせたもので、最高出力80ps、最大トルク104Nmを発生します。
同社は、イーコの多用途性を広くアピールするため、バンライフキャンペーンを企画。その一環として製作されたのが今回発表されたキャンピングカーです。
開発の背景には、大型パネルバンをキャンピング用にコンバージョン(変換)した、いわゆるバンコン(バンコンバージョン)人気の高まりがあります。
同社のブランドマーケティングマネージャーであるブレンドン・カーペンター氏は、「簡素なパネルバンを居心地の良い空間に変えるユニークなアイデアに刺激され、私たちはコンパクトで手頃な価格のパネルバンで同じことを試みました」と述べています。
イーコのキャンピングカー製作にあたっては、サードパーティのサプライヤーの協力を得て、日本のバンコンを参考にしたといいます。
荷室スペースに設えたのはソファーベッド、ミニギャレー(簡易な洗面台)、収納棚、カーテンなど。ルーフにはルーフラックと格納式サイドオーニング(日よけ)を設置しています。
ボディカラーはベージュを基調したアースカラーが施されています。キャンペーン中、南アフリカ各地を巡行する予定です。
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