トヨタ新型「“9人乗り”ミニバン」発表! 専用ベッド&キッチンも用意で「マジ住める」仕様化! 大口顔の「プロエース」専用装備 ドイツで発表
2024年8月7日、トヨタのドイツ法人はアウトドアのキャンプや車中泊に対応する車載用の純正アクセサリーを発表しました。「プロエース ヴァーソ」および「プロエース シティ」用のキャンプボックスやルーフテントなどが揃います。
トヨタのミニバンが「キャンピングカー」に変身できる
トヨタのドイツ法人は2024年8月7日(現地時間)、車載用の純正アクセサリーとして、アウトドアのキャンプや車中泊に対応するパーツを発表しました。
なかでも2024年春に発売を開始したばかりの新型「プロエース」(プロエース ヴァーソ)に装着できる車中泊用アイテムが注目されます。
今回公開されたのは「プロエース」シリーズなどに適合する純正アクセサリーです。
プロエースシリーズは、トヨタの欧州部門で販売される商用バンおよび乗用ワゴンで、欧州で提携を結ぶステランティスグループからOEM供給を受けています。
日本未販売のプジョー「エキスパート」/シトロエン「ジャンピー」などと兄弟車にあたります。
現行型プロエースは2016年登場の2代目。そのなかでも、多人数乗車に対応する3列シート・最大9人乗りの乗用ミニバンモデルを“プロエース ヴァーソ”と呼びます。
ボディタイプは「コンパクト」「ミディアム」「ロング」の3タイプが用意され、ロングのボディサイズは全長5308mm×全幅1920mm×全高1890mm、ホイールベース3275mm(2016年当初のスペック)。
2023年11月には、プロエースを含めた「トヨタプロフェッショナルシリーズ」と呼ばれる商用車3シリーズにそれぞれフル電動化ラインナップを設定するとともに、各モデルのマイナーチェンジ実施を発表しました。
トヨタのデザインアイデンティティに沿ったすっきりしたフロントデザインとするなど、さまざまな改良が施され、欧州市場において2024年春以降に順次発売を開始しています。
そんな新型プロエース ヴァーソに用意されたのが、家族などでキャンプを楽しめる純正アクセサリーです。
たとえば「QUQUQキャンプ ボックス」は、折りたたみ式のベッドマットのほか、キッチン用の2バーナーコンロやシンク、10リットルの飲料水タンク、収納などがモジュール化されたものです。
荷台にセットすることで、ミニバンを「キャンピングカー」に変身させることができます。
現地の販売価格は3320ユーロ(約53万円)です。
このほかテーブルと椅子がセットになったキャンプセット(110ユーロ:約1.8万円)や、マイナス20度まで冷やせるコンプレッサークーラーボックスといった実用的なアイテムから、本格的なルーフテントやサイドオーニングまで揃えています。
これらのアイテムはすべて欧州トヨタのオンラインショップで購入可能で、各パーツはトヨタ販売店での装着も可能です。
キャンプとか?この車は要らんな。下火のアウトドア。日本では売れるのは、霊柩車、老人介護施設の送迎目的なら売れそう。高齢化で需要増大。