水平対向エンジン×MT設定も!? 新型「スポーツ“クーペ”」公開! 旧車デザイン採用の「750馬力マシン」! 公道走行は“オプションで可能”な「RR1」とは
最新型「911」でも違和感を感じない「レトロ」なスタイリング
しかし海外には、神の領域に踏み込むアフターメーカーが存在します。それがアメリカの「REZVANI MOTORS」(レズヴァニモーターズ)です。
レズヴァニ「RR1」を見ると、どこか懐かしさを覚えるでしょう。
公式には「1970年代のレースカーにインスピレーションを得た」とうたっていますが、そのモチーフは、ポルシェ「935」とみて間違いありません。
935は、ポルシェが製作したレーシングカー。伝統の耐久レース「ル・マン24時間レース」において、1976年・77年・81年に総合優勝を飾ったマシンです。
911をベースに仕立て上げ、「911ターボRSR」の2.1リッター水平対向6気筒ツインターボエンジン(最高出力540PS)を搭載していました。
ホワイトをベースに、赤・青・黒を帯にしたトリコロールラインのカラーリングも印象的なマシンです。
RR1は、935の雰囲気を現代の911で再現しています。
現行型の911(992型)をベースに、カーボンでボディを935風に再構築しています。
グレードは、「RR1 550」「RR1 565」「RR1 750」の3種類が用意されています。3桁の数字は、そのまま馬力(HP)を表しています。
ベースモデルも公表されています。
550は「911 カレラS」、565は「911 GT3/GT3 RS」、750は「911 ターボS」がベースです。
購入する際には、この3グレードのほかにもオプションを選択できます。
トランスミッションは、PDK(AT)かMTかを選択可能。ただベースモデルに準ずるため、750はPDKのみのラインアップです。
ショックアブソーバーも、注文者の要望に応じて選択・チューニングが可能とのこと。
そのほか、ロールケージ/レーシングハーネス/ブレンボの高性能ブレーキ/ポリカーボネートのウインドウ/カスタムグラフィックのオーダーができるようです。
そもそも前提として「サーキット専用車」の成り立ちですが、一般道の走行も可能な仕様に変更するオプションも設定されているといいます。
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神の領域に手を入れ神を再現したRR1は、全世界限定50台のみの生産と公表しています。
往年の……とはいっても、現在でも非常に魅力的なボディスタイルではないでしょうか。
しかも元は最新型の911なので、信頼性は担保できるでしょう。このマシンで湾岸道路を流してみたいものです。
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