トヨタ新型「カローラ」世界初公開! 2年ぶり”顔面刷新”の「4WDスポーツカー」! “走行性能”強化の「新GRモデル」米国発表も日本では?
2024年8月1日、トヨタの米国法人は改良モデルの新型「GRカローラ」を米国で世界初公開しました。日本ではどうなるのでしょうか。考察します。
トヨタ新型「“爆速”カローラ」世界初公開!
トヨタのラインナップの中でもモータースポーツのDNAを継承するブランドとして知られているGR。その中でも車名の頭にGRを冠するモデルはよりスポーツ度の高いモデルとして知られています。
そんなGRシリーズの中で最も後発のGRカローラの改良モデルが2024年8月1日に北米地域で発表となりました。
GRカローラは2022年末に新たに追加されたモデルであり、5ドアハッチバックボディを持つカローラスポーツをベースに、GRヤリスにも搭載されている1.6L直列3気筒インタークーラーターボのG16E-GTS型エンジンを搭載し、6速MTが組み合わされるもので、駆動方式もGRヤリスと同じくスポーツ4WDシステムのGR-FOURを採用しています。
またボディもカローラスポーツに対してワイド化されており、アグレッシブなデザインのバンパーを採用するなど、一目でハイパフォーマンスモデルであることが分かるエクステリアを纏っている点も特徴と言えるでしょう。
そんなGRカローラに今回発表された改良モデル。最大のトピックは、GRヤリスに先行して投入されたGR-DATと名付けられた8速ATが新たに設定された点でしょう。
すでにGRヤリスでも高い評価を集めているGR-DATは、普段は2ペダルATのイージードライブを享受しつつ、スポーツ走行ではアクセルやブレーキ操作に合わせてプロドライバーのような変速をしてくれるもので、従来のATとは一線を画すスポーツATとなっているもの。
もともと北米地域ではAT車の需要が高いということもあり、2ペダルモデルの追加で、GRカローラの人気に更なる勢いをもたらしそうです。
そのほかでは、足回りの変更で旋回性能の向上がなされているとアナウンスされていますが、これはセッティングの変更だけでなく、前後のショックアブソーバーにリバウンド側で作動するスプリングを内蔵し、旋回中の車両姿勢と内輪の接地荷重特性を改善したほか、リアアクスルのトレーリングアームの取り付け位置を変更するといった大掛かりなもの。
またフロントバンパーは冷却用インテークを最適化されたデザインとなり、GR-DAT用のATフルードクーラーやサブラジエータといったオプションのクーリングアイテムも装着できるように改良され、ブレーキ冷却用のダクトも採用されるなど、性能面の向上はもちろん、より迫力のあるデザインとなっています。
そしてパワートレインにも改良が加えられ、最高出力こそ変更はないものの、コーナーの立ち上がり加速に重要な中速域でのエンジントルクをプラスし、最大トルクを400N・mまで高めているのもポイントです。
今回の改良版GRカローラは、まずは北米市場に投入され、それ以外の地域への導入は検討中とのことですが、すでに日本向けのGRカローラのページにも改良版の情報が記載されていることから、日本への導入発表もまもなく行われると考えられます。
もともと北米のユーザー向けにリリースされたGRカローラだけに、北米市場向けのモデルが先行して発表されるのは自然な流れとも言えますが、日本でもスーパー耐久に参戦していることから、ここで終売となる可能性は低いでしょう。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。
刷新してないよ。
大袈裟なんだよなこのサイトはいつも
あまり車知らないやつが書い取るからね