スズキは2024年7月25日、新型軽スーパーハイトワゴン「スペーシアギア」のティザーサイトをオープンしました。
　
　スペーシアギアは、2代目スペーシアをベースとし、アウトドアテイストを盛り込んだクロスオーバーモデルとして2018年12月に登場。

　その後、2023年11月にスペーシアがフルモデルチェンジし、3代目モデルが発売されたのですが、新型スペーシアギアは同じタイミングで設定されず、今回8か月遅れでの初公開となりました。

　新型スペーシアギアの外装は、“大型コンテナ”をモチーフにしたベース車のスタイリングを継承しつつ、丸形ヘッドライトにメッキを組み込んだ5スロットグリルを装着。まるで、スズキの軽四駆「ジムニー」のようなオフロード感あふれるデザインが採用されます。

　頑丈そうな形状のロアグリルや黒い樹脂のフォグランプ加飾、前後の車両下部にはスキッドプレート風のシルバー加飾が用いられたほか、サイドにも横長のガーニッシュが備わるなど、さらなるSUVアテイストが与えられました。

　内装は、ブラック基調のインテリアにカーキ色のパネル類を採用。撥水加工が施されたファブリックシートや、防汚タイプのラゲッジフロアなど、アウトドアでの汚れを気にせず乗車できるアイテムも取り入れられています。

　また、新型スペーシアの特徴のひとつである、オットマンなど多彩な機能を備えた後席の「マルチユースフラップ」は新型スペーシアギアでも健在。広々とした後席で、ゆったりと過ごすことができそうです。

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　ティザーサイトでは「新型スペーシアギア まもなく登場」という文言が見られますが、発売時期などについては現時点で明らかになっていません。

　実は、2024年1月に開催された「東京オートサロン2024」でスズキは、「スペーシア パパボクキッチン」というコンセプトカーを出展。このモデルが新型スペーシアギアなのではないかと話題になっていました。

　そして、今回初公開された新型スペーシアギアのデザインは、このパパボクキッチンとよく似ており、コンセプト通りのデザインで発売されることになりそうです。