6速MTあり! いすゞ新型「マッドマスター」世界初公開! ゴツすぎ「精悍デザイン」採用!? 全長5.2m超えの「SUV」英で発表
いすゞの英国法人は新型「D-MAX マッドマスター」を発表しました。一体どのようなクルマなのでしょうか。
超タフな「D-MAX」 全部ディーラーで買えます
いすゞの英国法人は2024年7月23日、新型「D-MAX マッドマスター」を発表しました。
あらゆる地形に対応できる「究極のオフロードマシン」だといいます。
D-MAXは2002年に登場した貨客兼用ピックアップトラック(PPV:Pick-up Passenger Vehicle)です。
アジアや欧州、中東、アフリカ、中南米、オセアニアなど100か国以上の国と地域で販売されるグローバル戦略車のひとつです。
現行型は3代目で、2019年10月に登場。プラットフォームはミディアムサイズSUV「MU-X」と共通で、高張力鋼板・フレーム構造の変更により高剛性化と軽量化を実現しました。
英国においては2021年3月に大規模マイナーチェンジが実施され、「V字」形状の新グリルやヘッドライトの採用など、デザインの一新やインテリアの上質感の向上が図られています。
パワートレインは低燃費化と信頼性の向上を図った1.9リッター4気筒ディーゼルターボエンジンを採用し、6速AT・6速MTを用意。駆動方式はFRまたは4WDが設定されています。
先進運転支援では、衝突被害軽減ブレーキや交通標識認識、車線逸脱・防止支援などをはじめとするADASパッケージを搭載しました。
キャブ形状はベーシックな2ドアのシングルキャブと、シート後部にスペースを設けたエクステンドキャブ、4ドアのダブルキャブを用意しています。
ボディサイズはダブルキャブで全長5265mm×全幅1870mm×全高1790mm、ホイールベースは3135mmです。
そして、今回発表されたD-MAX マッドマスターは、最上級グレード「V-Cross」をベースにしたカスタムモデルで、過酷なオフロード走行にも対応できる専用装備を採用しました。
エクステリアでは、ホワイトのいすゞエンブレムや「Mudmaster」デカールを装着したほか、クラッディングキットやドアハンドル・ボンネットのプロテクター、スチールアンダーガードを備えるなど、ボディを保護するプロテクターを多数装備。
また、荷台にはAlpha XS トップ キャノピーが装着され、荷物を保護するとともに最大限の積載スペースを確保します。
機能面では、ARB製サファリ シュノーケルやCOMEUP製ウインチ、ARB製ベース ラック、トウバー、ドライビングランプなどを採用し、水陸問わず走行できるとともに、アウトドア活動をサポートするギアも搭載されています。
走破性能も高められ、1.75インチリフトアップを図るPEDDERS製オフロード サスペンション キットやハリケーン製20インチアルミホイール&トーヨー オープンカントリー A/T III オールテレーンタイヤを装着。優れたオフロード性能を発揮するとともに、乗り心地も追求したといいます。
これらのパーツは市販品がベースとなっており、英国内のいすゞディーラーで展開されるなど、販売店オプション扱いです。
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ベースとなったD-MAX V-Crossの価格は3万6495ポンド(約728万円)から3万8495ポンド(約768万円)です。
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