日産「新型5ドアスポーツカー」登場! 430馬力で「GT-Rのスゴい技術」採用! 新たな“最強フラッグシップモデル” 新型「アリア NISMO」販売店の反響は?

日産は新型「アリア NISMO」を2024年6月に発売しました。販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。

早速気になる人も多い「アリアNISMO」

 日産自動車は2024年3月8日、同年1月に公開した「日産アリア NISMO」を発表し、6月より発売予定とアナウンスしました。
 
 発売から約1か月が経過した時点での販売店の受注状況や、ユーザーの反響はどのようなものなのでしょうか。

日産 新型「アリア NISMO」 販売店の反響は?
日産 新型「アリア NISMO」 販売店の反響は?

 日産初のクロスオーバーEVである「アリア」がデビューしたのは、2020年7月のことでした。

 次世代の日産と「ニッサン インテリジェント モビリティ」を体現したモデルとして、シンプルでありながら力強く、かつモダンさを追求したデザインがこのクルマの特徴といえます。

 アリアには、65kWhおよび90kWhという2種類のバッテリーサイズと、FFおよびAWD(4WD)の2種類の駆動方式が用意されています。

 そして、AWDの「B6 e-4ORCE」「B9 e-4ORCE」をベースに、NISMO専用に各部にチューニングを施したモデルが、2024年3月に発表されたアリア NISMOです。

 アリア NISMOでは、最高出力を320kW(B9)まで向上させ、NISMO専用のチューニングを施したことにより、気持ちの良いパワフルな加速を実現しています。

 その他、タイヤ、フロントおよびリアサスペンション、スタビライザーに加え、「NISMO tuned e-4ORCE」を採用。

 NISMO tuned e-4ORCEはスーパースポーツカー「GT-R」で培った「アテーサ E-TS」の技術とe-4ORCEを融合させた電動駆動4輪制御技術で、どのようなシチュエーションでも高いトラクション性能を確保しています。

 このようにアリア NISMO専用のチューニングが各所に施され、スポーティでありながら、EVらしい滑らかで上質な走りを実現しています。

 エクステリアは、アリアの上質さと洗練されたデザインに加えて、空力性能を向上させるNISMOらしさを感じさせる、スポーティかつアグレッシブさを併せ持ちます。

 真紅のラインが目を引くNISMO専用のバンパー、リアスポイラー、ドアおよびサイドモールを採用し、洗練されたスタイリングと力強さを感じさせます。

 インテリアは、黒を基調とした仕立てにレッドアクセントを各所に配することで、上質かつスポーティな空間となっています。

 また、ホールド性とフィット感を高めた専用シートを採用し、内外装共にNISMOの名を冠するに相応しい仕立てとなっています。

 さらに、今年で40周年を迎えるNISMOは、日本だけでなく欧州市場においてもアリア NISMOの販売を開始すると発表しました。

 しばらく欧州での展開がストップしていたNISMOにとって、アリア NISMOが市場復帰の第1弾となる記念すべきモデルとなのです。

 そんなアリア NISMOの反響について、埼玉県内の日産販売店の営業スタッフは以下のように話します。

「10月から受注開始と聞いていますが、ウチの店舗では今のところお客様からのご注文はいただいておりません」

 また、別の販売店の営業スタッフにも確認したところ、以下のようなコメントがありました。

「10月以降になりますが、抽選ではなく、どなたでもご注文可能です。

 ただ、かなりの高額車両になりますので、お問い合わせが何件かある程度で、まだご注文には至っていません」

 日産EVモデルとして最高級モデルである944万1300円(B9)という価格設定もあり、受注に結びつくのは難しいようです。

 SNSの反応をチェックしてみると、指名買いか、自分には手が届かないと諦めムードといった両極端な反応が目立ちます。

 また、3月の発表時に注文した人の中には、早くも納車された事例もあるようです。

 どちらかというとニッチなモデルとなる確率が高い分、「他の人とは被りたくないけれど、スペシャルなクルマ」を探している人に刺さる1台といえそうです。

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Writer: 松村透

株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。
輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当後、2013年に独立。フリーランスを経て株式会社キズナノートを設立。現在に至る。
2016年3月〜トヨタ GAZOO愛車広場連載中。ベストカー/ベストカーWeb/WebCARTOP他、外車王SOKEN/旧車王ヒストリア編集長を兼務する。

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