えっ…! 運転中に「見たことない警告灯」が突然点灯! そのまま走り続けても大丈夫!? “絶対に停車”すべき「ヤバい兆候」の見分け方とは

実際に起きた不具合を検証

 次のレベルである「振動」が発生した場合。この場合はほぼ確実に不具合が発生しています。

 直ちに緊急停車して、ロードサービスや販売店などに救援要請をして、被害を最小限に抑えるようにする必要があります。

「最も良くないのは、不具合の兆候を見逃したり無視して走行を続けることです。

 自分のクルマに不具合が出たとは信じたくない気持ちもわかりますが、騙し騙し走行を続けた結果、数千円のパーツ交換で済んだ不具合が、10万円以上の修理に発展してしまうこともあります」(T整備士)

さまざまな警告灯がクルマの異常を知らせてくれる
さまざまな警告灯がクルマの異常を知らせてくれる

 では、どんな症状が出たら気をつけるべきでしょうか。実際に起きたトラブルを元に、正しい対処法を確認したいと思います。

 輸入車好きのFさん(40代・男性)は、クルマで帰宅途中に突然のトラブルに見舞われました。自宅まで数百メートルの地点で急に警告灯が点灯し、ガラガラとした排気音が聞こえたのだとか。

 その後ステアリングに伝わる大きな振動が発生、アクセルを踏んでも加速しない症状が出たとのこと。何とか自宅まで戻ったFさんは、すぐに販売店に連絡を入れ、修理を依頼したのだそうです。

 販売店に引き取りに来てもらい診てもらったところ、気筒ごとに設置されるイグニッションコイル(バッテリーからの電源をスパークプラグ用に変換する装置)の1本が寿命を迎えており、さらにスパークプラグも経年でかなり汚れていたとのこと。

 修理に10万円以上が掛かりましたが、今回のケースでは、パーツが劣化していたとのことで、ほぼパーツ代だけで済んだそうです。

 T整備士いわく、無理に自走しなかったことで、この程度の金額で収まったといい、異常を無視してそのまま走行を続けていたら、排気系にも新たなトラブルが発生していた可能性も否定できないそうです。

「異音」と「振動」がセットで発生した場合は、そのあとのトラブルシューティング(故障箇所の特定)が個人レベルではかなり難しいとのこと。

 安全かつ確実に直すためにも無理に動かさずプロに相談するのが良いでしょう。

【画像】「えっ…!」見たことある? これが「光る亀マーク」の警告灯です!(13枚)

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2件のコメント

  1. 警告灯の話だと思ったら、いきなりバッテリ上がりの話になって、トラブルの話に移行していくが、無理に走行を続けずプロに相談しろと。全然解決に成って居ないし、肝心の見分け方の話も尻切れトンボ。

    • Fさんの事例だが、コイルとプラグの不調との事だがずいぶんと誇張されて書かれて居る気がする。部品代だけで10万円?外国産の例の車両かな?ずいぶんと掛かり過ぎて居る様だ。それと、エンジントラブルでハンドルに異常振動ってどこが壊れたのでしょうか?それに対する言及無し、気に成りますね。

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