スバルは2024年7月11日、「フォレスター」の特別仕様車「Urban Selection（アーバンセレクション）」を発表しました。

　販売店ではどのような反響があるのでしょうか。

　フォレスターは、1997年に誕生したミドルサイズSUVです。

　現行モデルは2018年6月に登場した5代目で、取り回しの良さと室内の広さを両立したパッケージング、使い勝手の良さが特徴です。デザインにはSUVらしいたくましさが表現されています。

　また、フォレスターは日本のみならず世界戦略車としてグローバル展開されており、世界各国で支持を集めています。

　今回発表された特別仕様車のアーバンセレクションは、「Advance（アドバンス）」をベースにブラック塗装のフロントグリルや、ボディ同色のドアミラーカバー、ドアハンドルを採用。

　またブラックのフロントフォグランプカバーやルーフレールを装備するほか、ホイールのデザインを変更するなど、都市に映えるシンプルで洗練されたエクステリアデザインとしています。

　安全面ではアイサイトセイフティプラス（視界拡張）が標準装備されました。

　ボディカラーは、「クリスタルホワイト・パール」「アイスシルバー・メタリック」「マグネタイトグレー・メタリック」「クリスタルブラック・シリカ」「ブリリアントブロンズ・メタリック」の5色展開。

　フォレスターの特別仕様車、アーバンセレクションの価格（消費税込）は、330万円から335万5000円です。

※　※　※

　販売店での反響について、都内スバル販売店の営業スタッフは以下のように話します。

「出たばかりということもあり、お問い合わせは多いですね。

　ポイントとしてはアドバンスというグレードにプラスでつけるオプションが標準装備になっていることで、通常よりお得になっています」

　また別の販売店の営業スタッフは以下のように話します。

「お問い合わせは多数いただいていますね。

　今回の特別仕様車はお買い得感のあるクルマになっています。ただボディカラーが5色展開と選択肢が限られてくるので、お客さまによって好みが分かれてくるところですね。

　納期については現在2、3か月程度となっています」

　営業スタッフの話にもある通り、通常のフォレスターと比べてカラー展開が少ない部分を懸念する人もいるようです。

　一方で、通常はオプションで設定されるアイテムが標準装備され、精悍なブラックにまとめつつも、ベース車からわずか10万円ほどのアップに抑えられ、お得感のある仕上がりです。