初の”MT”搭載! 新型「V12クーペ」初公開! 斬新ボディ&センター4本出しマフラーが超カッコイイ「エピトーム」発表
パガーニ・アウトモビリは2024年7月2日、3ペダル式の7速MTを搭載した「ウアイラ エピトーム」を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
初のMTの搭載! V12の「エピトーム」初公開
パガーニ・アウトモビリ(以下パガーニ)は2024年7月2日、最高出力864hpの6リッターV12ツインターボエンジンに3ペダル式の7速MTを組み合わせたハイパーカー「ウアイラ エピトーム」を発表しました。
パガーニは、ランボルギーニに在籍していたエンジニアかつデザイナーのオラチオ・パガーニ氏が1998年にイタリアで創立。翌1999年に発表したハイパーカー「ゾンダ C12」で一躍有名になります。
少量生産で1台数億ともいわれるなか、ゾンダの後継を担う「ウアイラ」が2011年にデビュー。カーボンとチタンを複合させたシャシーに、メルセデスAMG製の6リッターV12ツインターボエンジンをミッドレイアウトし、エックストラック製のシーケンシャル7速AT(2ペダル式の自動7速MT)を介して、後輪を駆動させます。
そんなウアイラシリーズ初の3ペダル式7速MTを搭載するのが今回発表されたエピトームです。
ペダル(アクセル、ブレーキ、クラッチ)はすべてフロアからニョキッとのび、シフトレバーはむき出し状態。中身の構造がまる見えです。ノブは木製で、クラシカルな味わいを大切にしたインストルメントパネルの雰囲気とマッチしています。
フライホイールクラッチユニットは、最新のトリプルディスククラッチで構成されており、エンジンの応答性を高めるレース由来の特殊なシステムを備えているといいます。
エクステリアの基本スタイルは従来通りで、センター4本出しマフラー、ガルウイングドアを採用しています。ただフロントバンパー、リアバンパー、ヘッドライトなどは専用設計となっており、ワンオフモデルとして仕上げられています。カラーはブルーで、随所にゴールドをあしらっています。
なお、パガーニの本拠地は2023年からアメリカで、現在、最新シリーズは「ユートピア」が担っています。
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