4人寝られる!? ダイハツの「“2階建て”軽トラ」実車公開! 4人乗り&「めちゃ広」な快適「車中泊」仕様「JP STAR Happy1+ City」登場
愛知県に本社をかまえるムーンスターエキスポートが、「TOKYO OUTDOOR SHOW2024」に、軽トラック「JP STAR Happy1+ City(ジェーピースター ハッピーワン プラス シティ)」を実車展示しました。
屋根が「閉じる」から街乗りでも「めちゃ便利!」
2024年6月28日から6月30日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されたイベント「TOKYO OUTDOOR SHOW(トウキョウアウトドアショー)2024」では、アウトドアやレジャーシーンで活躍するさまざまなクルマが並びました。
なかでもムーンスターエキスポートは、自社で製作を行うキャンピングカー「JP STAR Happy1+ City(ジェーピースター ハッピーワン プラス シティ)」を実車展示しました。どのようなクルマなのでしょうか。
愛知県に本社をかまえるムーンスターエキスポートは、「キャンピングカーはもっと身近でいい」を企業理念に、ダイハツの軽トラック「ハイゼットトラック」をベースにキャンピングカーを製作、販売を行っています。
今回展示されたJP STAR happy1+ Cityは、「都会(まち)に暮らす 都会(まち)に生きる」をキャッチコピーに、街乗り利用も可能にした新感覚キャンピングカーだといいます。
車両について、会場内の担当者は以下のように話します。
「ルーフ部分が上がり下がりする“ポップアップ”仕様がこのクルマ最大の特徴です。
ポップアップを閉じれば立体駐車場での駐車も可能で、走行時の空気抵抗も軽減されるため、キャンピングカーにありがちな横揺れも軽減しており、快適に走行ができます」
このようにこだわりのポイントとして説明されていたのが、屋根に備わる折りたたみ式のポップアップルーフです。
ルーフを閉めた状態では全高が2050mmとなり、ショッピングモールなどに多く見られる2.1mから2.2mまでの全高制限のある立体駐車場の入場が容易となります。
ルーフ操作は、外側止めの5箇所の金具を外し、車内前部、後部の天井についているハンドルを上に持ち上げる工程と、3ステップでポップアップが可能な仕様です。
案内資料には女性がルーフ展開を行う様子が映し出されており、比較的容易にルーフ展開が可能であることがうかがえます。
ポップアップルーフを展開したボディサイズは、全長3790mm×全幅1690mm×全高2480mm。
展開することで広々とした車内空間となり、身長175cmの男性でも立ったままの作業なども可能にしています。
ちなみに、ポップアップ前の状態でも座面から天井までの高さは90cmで、座って過ごす分には頭が天井に当たることなく快適に過ごせるといいます。
車内にはベッドへと組み換えが可能なソファが備わります。ベッドサイズは、幅120cm、奥行き210cmと、セミダブルサイズほどのベッドとしての利用が可能です。
上部には幅136cm、奥行き155cmのバンクベッドも備わっています。子ども2名なら十分に寝られるスペースが確保され、就寝定員は4名です。
このほか車内装備にはギャレー(シンク・水道)や脱着式テーブル、3箇所のコンセント、そして複数の収納などが効率的に備え付けられています。
外装には150Whのソーラーパネル、さまざまな使い方ができる外部シャワーなども備わっています。
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「JP STAR happy1+ City」の価格は360万円から(車両本体価格、諸費用、消費税込み)です。車幅などが拡大しているため軽自動車枠ではありませんが、8ナンバー(キャンピングカー)登録となります。
当日はシティモデルのほか、一体型のキャビンを持つ新型Happy+1の実車も展示されていました。
4人寝れるかもしれないけど、4人乗って走れないんじゃない?
軽トラは2名定員だし。