カローラより小さい!? トヨタの「小型クーペセダン」実車公開! スポーティカスタムがカッコいい「Yaris ATIV」タイでお披露目

トヨタはタイで開催されている「バンコクオートサロン2024」で、カスタムカーの「ヤリス エイティブ e-fuel」を出展しました。どのようなモデルなのでしょうか。

環境に配慮したカスタムカーとは?

 東南アジア地域で最大規模を誇るカスタムカーの祭典「バンコクオートサロン2024」が、2024年6月26日から5日間にわたって開催されています。
 
 トヨタのタイ法人であるトヨタ・モーター・タイランド・カンパニー・リミテッドは、「あらゆるスタイルに応えて、COOL AS MUCH AS YOUR DESIRE」をテーマに、11台のカスタムカーを展示。
 
 そのなかの1台「Yaris ATIV e-fuel」とはどのようなモデルなのでしょうか。

スポーティカスタムが施されたトヨタのコンパクトクーペセダン「ヤリス エイティブ e-fuel」
スポーティカスタムが施されたトヨタのコンパクトクーペセダン「ヤリス エイティブ e-fuel」

 Yaris ATIV(以下、ヤリス エイティブ)は、日本でも販売されているコンパクトカー「ヤリス」と一部が同じ車名ですが、中身は全く異なり、独立したトランクをもつ4ドアセダン。

 東南アジアの諸外国では「ヴィオス(セダン)」「ヤリスLセダン」などとして販売されています。

 ヤリス エイティブは全長4425mm×全幅1740mm×全高1480mmと、日本で展開されるトヨタのセダン「カローラ(セダン)」よりもボディは小さいものの、新開発プラットフォームを採用し、ゆったりとくつろげる快適な後部座席と実用的な荷室を実現しました。

 このヤリス エイティブは、タイをはじめとする東南アジア諸国で展開されている海外専売モデルで、セダンでありながらもクーペのように滑らかなルーフを持つ「ファストバックスタイル」が特徴的です。

 外観は、フロントにシーケンシャルウインカーとLEDヘッドランプを備えるほか、大開口のロアグリルを採用することで存在感のあるデザインとしました。

 内装は、センターには9インチタッチスクリーンディスプレイを搭載。さらに赤を基調とした合成皮革のシートやレッドステッチを採用した仕様も設定されたほか、64段階調整可能なアンビエントライトを採用することで高級感を高めています。

 パワーユニットは、最高出力94馬力・最大トルク11.2kg-mを発揮する1.2リッター直列4気筒エンジンを搭載し、トランスミッションはCVTが組み合わされます。

 今回、バンコクオートサロン2024に出展されたのは、ヤリス エイティブにトヨタのカーボンニュートラルコンセプトを反映させたカスタムが施されたモデルです。

 カーボンニュートラル会社を実現すべく、e-fuel(合成燃料)を動力とするレーシングカーからインスピレーションを得て、運転が楽しく、洗練されたデザインを持つエコセダンに仕立てました。

 ボディサイドには、クリーンな印象の青と水色のカラーリングが採用された一方で、フロント・サイドのアグレッシブなエアロパーツやブロンズホイールにより、スポーティな雰囲気も感じられるカスタムが施されています。

 なお、トヨタはこのヤリス エイティブ e-fuelで、「Toyota Gazoo Racing タイランド 2024」のワンメイクレースに参戦する予定です。

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4件のコメント

  1. フォルムが最終型インサイトの劣化版みたいだ

  2. こういうパーソナルセダンをFRで造りスポーティーにすれば若い世代やオッサンのセカンドカーとして売れるのに、トヨタは80年代の売り方に戻るべきです

  3. これベースがヤリスだから仕方ないんだろうけど、実車を横から見るとずんぐりむっくりで不細工なんだろうなぁ…

    • 俺んち周辺の道路は初代カローラが生産さへていた時代と変わらんのさ、だから車幅が1.6m未満の車を数種類作ってくれよ。
      豊田市だってちょっと村部に行けば昭和の時代から変わらん道路がいっぱいあるじゃん!!

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