約2000万円!? トヨタ「高級“クラウンミニバン”」が存在!? “ 迫力スゴい「クラウンヴェルファイア」中国仕様の正体は?

高級ミニバンとして知られるトヨタ「ヴェルファイア」ですが、中国では「クラウン」ブランドのモデルとして販売されています。どのような特徴があるのでしょうか。

「クラウン」の高級ミニバンって一体ナニ?

 トヨタの高級ミニバンとして人気を誇るのが、「アルファード」と「ヴェルファイア」です。
 
 2023年6月にフルモデルチェンジをおこない、アルファードは4代目、ヴェルファイアは3代目へと進化しました。

中国で販売される「クラウンヴェルファイア」
中国で販売される「クラウンヴェルファイア」

 現行モデルでは、アルファードは「さらなる高級路線」、ヴェルファイアは「スポーティ路線」というような差別化をおこなっており、外観デザインや走行性能に違いを持たせています。

 なかでもヴェルファイアは、これまで以上に存在感のある、アグレッシブなフロントフェイスを採用。専用チューニングのサスペンションやステアリング、専用の剛性パーツの搭載、2.4リッターターボエンジンの設定など、走りを意識した高級ミニバンとなりました。

 そんなヴェルファイアは、中国では「クラウン」ブランドのモデルとして、トヨタの中国合弁会社である一汽トヨタによって販売されています。中国名は「クラウンヴェルファイア」です。

 中国のクラウンヴェルファイアは2021年に発売。先代ヴェルファイア(2代目)の中国仕様ですが、日本で3代目が登場したタイミングで、クラウンヴェルファイアも全面刷新を実施しています。

 現行の日本仕様のヴェルファイアとの違いは、左ハンドルになっているほか、ボディサイドのBピラー付近にクラウンの王冠エンブレムを配置。テールレンズの中央には「CROWN VELLFIRE」のロゴが備わります。

 中国でのクラウン ヴェルファイアの価格は、「スプリームエディション(至尊版)」グレードが89万9000元(日本円で約1977万円)です。

 なお、日本でトヨタカスタマイジング&ディベロップメントが展開するカスタマイズブランド「モデリスタ」仕様のクラウン ヴェルファイアも存在。

 2023年11月に開催された「広州モーターショー2023」(中国・広東省)に、モデリスタブランドとして初出展し、カスタムパーツを装着したクラウン ヴェルファイアをお披露目しています。

 モデリスタブランドは1997年に誕生後、トヨタ車・レクサス車のカスタマイズパーツを国内で販売していましたが、2020年に海外へ初めて進出し、タイでの展開を開始。中東・ロシア地域にも販売を拡大するほか、海外車種向けパーツも設定しています。

 一方で、これら以外の地域においては展開されていなかったのですが、アメリカでは2023年10月の「SEMAショー2023」に初出展したほか、前述の広州モーターショーにブースを出展するなど、海外展開を強化しています。

 なお、広州モーターショー2023で中国初公開されたクラウンヴェルファイアは、国内仕様と共通の「BEAST RAZOR(ビーストレーザー)」スタイルのエアロパーツを装着。

 フロントスポイラーやサイド/リアスカート、2本出しマフラーなどに加え、メッキ加飾が施された「クールシャインキット」が装着されたカスタマイズカーが披露されました。

※ ※ ※

 モデリスタ仕様のクラウン ヴェルファイアはSNSでも話題となっており、「カッコいい!」「めっちゃ迫力ある」など、エアロパーツの装備によって存在感を増したスタイリングが好評となっています。

 また、「ヴェルファイアなのにクラウン!」「クラウンミニバン!?」といった書き込みもあり、クラウンブランドのヴェルファイアが中国で存在していることに驚く人もいるようでした。

【画像】カッコいい! これが「クラウンミニバン」です! 画像を見る(30枚以上)

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